≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

第42回桐花賞の見どころ、兵庫ゴールドトロフィー雑感

 12月31日は岩手競馬版・有馬記念「第42回桐花賞」。ファン投票、報道推薦によって代表馬が決まるが、昨年の1着馬から4着馬がすべて2年連続で出走するケースも珍しい。

  2015年の桐花賞はナムラタイタンが優勝。一昨年、コミュニティの2着に敗れた雪辱を果たし、2年連続で年度代表馬の栄誉も手にした。2着はコミュニティ、3着ライズライン、4着トーホクアロー

  以上4頭は決して順調なシーズンだったとは言いがたかった。
  ナムラタイタンは開幕初戦の重賞・赤松杯、続いてシアンモア記念とも6馬身差で圧勝。今年も“帝王健在”を誇示したが、その後は体調を崩して戦線離脱。当初、青藍賞から復帰予定だったが、南部杯もスキップ。絆カップは半年ぶりの実戦となった。
  正直、久々で決して本調子ではなかった印象だった。体重そのものはさほど変化はなかったが、張りがもう一つ。それを意識したのだろう。逃げの出てスローに落とし、そのままゴールするかと思ったが、転入2戦目のナリタポセイドンがゴール寸前で交わし、ナムラタイタンは2着に敗れた。しかし、わずかハナ差。改めてナムラタイタンの底力を実感した。
  北上川大賞典スキップは既定路線。ひと叩きされて最大目標である桐花賞へ向かう。ちなみにナムラタイタンは過去、休み明け2戦目6勝。このデータは心強い。帝王が今年も1年を優勝で締めくくるか、熱い視線で見守りたい。

  コミュニティは赤松杯3着だったが、あすなろ賞を完勝。みちのく大賞典2連覇に向けて視界良好かと思ったが、ミラクルフラワーの逃げ切りを許して4着。その後、2ヵ月の休養に入り、復帰後も本来の伸びが見られず着止まり。
  前々走1着でようやく復調の兆しが見られた。北上川大賞典を使って桐花賞は昨年と同じ。水沢2000mは4戦2勝2着1回。一度、着外は2年前のみちのく大賞典でスタート直後、落馬のアクシデント。それ以外は桐花賞、みちのく大賞典を制し、昨年の桐花賞2着。北上川大賞典のような上がり勝負では苦戦だが、流れが落ち着く2000mを最も得意とする。

  ライズラインは冬休み明け初戦の赤松杯で再開したが、戸惑いを隠せなかった。前回・桐花賞からマイナス20キロ。体質転換を図ったのですか、と思わず千葉幸喜調教師に聞いたものだった。
  しかし立て直しを図った陣営の努力が実り、一戦ごとに上昇。シアンモア記念2着、すずらん賞優勝で復活宣言をした。これが区切りの重賞10勝目。モーリス、ゴールデンアクターなどの登場によって一躍人気種牡馬となったスクリーンヒーローの初年度産駒で重賞ウイナー第1号。ライズラインの復活はとてもうれしかった。
  北上川大賞典は折り合いを欠いて連覇はならなかったが、桐花賞でそのうっ憤を晴らしてほしい。

  トーホクアローは3歳時から毎年、桐花賞へ選ばれている。これまで4、3、4、4着。典型的な追い込み馬で、しかもステイヤー。強豪相手にも入着を果たし続けているのには頭が下がる。記憶に間違いなければ5年連続で出走は史上初。無事これ名馬を地で行くトーホクアローを称えてほしい。


  今年の桐花賞テーマは既存勢力vs新興勢力。アントニオピサは転入初戦を逃げ切り、2戦目の北上川大賞典で2着確保。バテないタイプで2000mは打ってつけの舞台。初重賞制覇に燃えている。
 
  もう1頭の新興勢力はナリタスーパーワン。報道推薦で選出された。転入初戦でいきなり桐花賞は初のケース。これは白嶺賞へエントリーしたが、降雪のために開催取り止めとなったのが理由だが、主催者の規定で白嶺賞登録を1出走とみなしたから。仮に優勝すれば転入初戦で桐花賞を制する初の快挙となる。これも興味深い。

  最終的に今年は9頭立てとなったが、思った以上に見どころ満載。1年の煩悩を打ち消す応援と熱戦を期待している。


  28日、園田1400mを舞台に「第16回兵庫ゴールドトロフィー」(JpnⅢ)にラブバレットが出走した。当日は内の砂が深かったそうだが、よりによって最内1枠とは…。
  そのハンデがありながら山本聡哉騎手はうまく乗った。そしてラブバレットも頑張った。外から次々と被せられて苦しい競馬を強いられたが、1番人気ノボバカラと半馬身差4着。精神面での逞しさが一段と強化された。テレビ越しだったが、感動した。いいレースだった。
  
  
 
  
スポンサーサイト

| テシオ情報局 スペシャル | 20:15 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

11日、2歳重賞・寒菊賞に注目

「知らざぁ言ってきかせやしょう」とは人気歌舞伎『白浪五人男』、弁天小僧菊之助の名ゼリフ。

  日本駄右衛門、南郷力丸、赤星十三(郎)、忠信利平・弁天小僧菊之助の盗賊5人組を称して『白浪五人男』。

 「小耳に聞いた音羽屋の
 似ぬ声色でこゆすりたかり
 名せえゆかりの
 弁天小僧菊之助たぁ俺がことだぁ!」と決める。歌舞伎に興味がない方でもこのセリフ、どこかで耳にしたことがあると思う。

 12月11日メインの2歳重賞「第15回寒菊賞」(水沢1600m)へ出走し、おそらく圧倒的1番人気に支持されるであろう弁天小僧、否ベンテンコゾウ。

 実はベンテンコゾウ、大衆演劇の座長が命名してくれました―とオーナー談。ベンテンコゾウは父がサウスヴィグラス、母は中央芝重賞5勝、通算9勝マークしたヌエボトウショウの子供。

 デビュー前から注目されていた逸材だったが、その期待に応えてスケール大きく2連勝。3戦目・若駒賞でも当然のように圧倒的1番人気に支持された。

 ところが……。名は体を表すとは良く言ったもの。弁天小僧ならぬベンテンコゾウは狭いゲートが嫌いだった。そして枠内躁狂。ゲート内で暴れてもぐろうとした。

 その影響が大きかったのだろう。レースに集中できず、サンエイリシャールの2着に敗れてしまった。

 南部駒賞はその意味でも正念場だった。ゲート難を抱えていれば、当然だがレースにも支障する。陣営も不安を抱えて送り出したに違いない。

 しかしベンテンコゾウは好スタートを決め、スカイロックゲート(北海道)の執ようなマークも振り切って6馬身差でゴール。

  走破タイム1分39秒8は水沢1600mで行われた南部駒賞レコードタイ。2009年、ロックハンドスターに並ぶ破格なものだった。

  興味を持って同じ水沢1600mで行われる金杯の過去優勝タイムを調べたが、1分40秒を切った馬は1頭もいなかった。

  ベンテンコゾウ。いい名前だ。寒菊賞のレースぶりに注目している。

| テシオ情報局 スペシャル | 19:41 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ダービーグランプリ回顧。ラブバレット、笠松グランプリ2連覇達成!

 先週20日、3歳世代最後の交流「第29回ダービーグランプリ」は例年にも増して水沢競馬場は熱く盛り上がった。
  3年の休止から復活して今年で7回目。かく言う自分もワクワクして発走時刻を待っていたが、パドックでライターの石田敏徳さんと会った。
  2014年のJRA馬事文化賞を『黄金の旅路 人智を超えた馬・ステイゴールドの物語』で受賞した方だ。
「今年は何かがありそうな予感がしたので来ました。ダービーグランプリを生で観戦するのはミスタールドルフ以来です」
 渡辺壮騎手とのコンビで優勝したのは1993年だから23年前のこと。ミスタールドルフは帝王シンボリルドルフの初年度産駒でトウカイテイオーと同期。
 ミスタールドルフは1993年11月21日、1頭だけ別次元の競馬をした。3コーナー手前まで後方にいたが、大外を回ってひとまくり。あまりの強さに周囲はあ然としたものだった。
 今年のダービーグランプリに創設から成長期に入った時を思い起こしたのは自分だけではなかったはず。
  勝ち馬がレースグレードをあげ、レースが勝ち馬の価値をあげた時代。それとオーバーラップした。
 沖縄からもわざわざライターの富井さんも来てくださった。想いはそれぞれ違うだろうが、何かがありそうな予感はみんなに共通していた。
 そのような中、優勝したのはカネヒキリ産駒トロヴァオだった。
 カネヒキリは2005年、GⅠ格付けだったダービーグランプリを優勝。史上初めて父仔制覇の快挙を果たした。
 今年5月、カネヒキリは種付け中の事故で亡くなった。
 不治の病・屈腱炎から2年9ヵ月もの長期休養から復活。ジャパンカップ・ダート、東京大賞典、川崎記念とGⅠ3連勝を決め、多くのファンの感動を呼んだ。
 たまたまだったが、ジャパンカップ・ダートを生で観ることができた。あの時、阪神競馬場で行われ、同日にワールドスーパージョッキーも開催。
 菅原勲元騎手が地方代表で参戦し、その取材に行ったときにカネヒキリ奇跡の復活劇に立ち会うことができた。
  それゆえ思い入れは相当強かっただけに、死亡の報に落胆した。
 今回、トロヴァオの優勝は父への弔いだと勝手に解釈している。父のためにもさらに飛躍することを願ってやまない。
  2着は地元エンパイアペガサスが確保した。トロヴァオから6馬身離されたとは言え、価値ある2着。
 これまで同世代の地元同士の戦いしか経験なく、いきなり全国区。期待を抱きながらも苦戦は免れないだろうなと思っていただけに喜びもひとしおだった。
 村上忍騎手「初めての経験でも頑張ってくれた。流れはそれほど速くなくてイメージとは違って上がり勝負に持ち込まれたが、それで2着は価値がある。馬場を考えると内に入れたかったが、このような競馬ができたのも収穫です」
 残念ながら岩手三冠達成。そして9連勝はならなかったが、誰もが賞賛する2着。仮に桐花賞へ出走すれば、ファンから熱い視線を集めるのは確実。エンパイアペガサスの激走にも感動した。

 24日、ラブバレットが1000万レース「第12回笠松グランプリ」に出走。1番人気は北海道オヤコダカに譲ったが、鮮やかな逃げ切りを決めてくれた。しかも従来の笠松1400mレコードを更新したのだから感服した。
 昨年の年度代表馬はナムラタイタンが選ばれたが、今回の優勝でラブバレットが最有力候補となった。2年連続制覇、お見事でした。

| テシオ情報局 スペシャル | 20:26 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

南部駒賞回顧。ダービーグランプリへの期待

 まずは先週の「第44回南部駒賞」の振り返りから。最終的に1番人気に支持されたベンテンコゾウが逃げ切った。
  2着ヘイジュードに6馬身差。2コーナー過ぎからスカイロックゲートが徹底マークに出てプレッシャーをかけられたが、それをはねのけて圧勝した。
 走破タイム1分39秒8は水沢1600mで行われた南部駒賞ではロックハンドスターと並び、史上最速タイ。
 単純に比較はできないが、一昨年ロールボヌールは1分40秒6。もちろん馬場状態などが違うので時計だけで判断するのは危険だが、少なくとも2歳の南部駒賞で1分40秒を切ったのは2頭のみ。それだけでもレースレベルは推して知るべしだろう。

 今回、ベンテンコゾウには大きな課題があった。前走・若駒賞で出遅れこそなかったが、ゲート内で暴れてもぐる寸前までいった。
 菅原勲調教師が強気になれなかったのがゲートが不安だったからだ。
  サラブレッドは基本的に閉所恐怖症。ゲートを怖がったのかと聞いたら「いや違う。いきなりテンションが上がってしまう」のだそうだ。
 それゆえ万全を期してパドックでも2人引きだった。できるだけ平静を保つことに専念した。
 村上忍騎手も同様に語った。「若駒賞のとき、ゲート内で暴れた影響で2着に敗れましたから、今回は細心の注意を払ってハナにこだわりました」
  抜群のスタートを切ったベンテンコゾウは自分の競馬に持ち込んで初重賞を手に入れた。デビュー2戦のスケールから若駒賞も順当に制するかと思ったが、競馬は何があるか本当に分からない。
  元々ゲートが不安だったが、3戦目・若駒賞で現実のものとなった。しかし、陣営は軌道修正に全力投球。その結果、南部駒賞で本来の実力を発揮した。
 村上忍騎手「2コーナー過ぎからスカイロックゲートに突かれてペースが速くなりましたが、少しぐらい速くてもリズムを重視。しのげる手応えもありましたから、このまま行こうと。
 1600mも2度目で期待以上の走りをしてくれたので、これからやれる感触をつかみました。
 今後の予定は分かりませんが、控えても競馬ができますから、どこまで強くなるか楽しみです」

  菅原勲調教師も「改めて強い馬だと思いました。馬場が軽かったにせよタイムも速かった。納得のいく内容でした。
  今日は南部駒賞でどんなレースができるかに集中したので、今後についてはじっくり状態を見ながら考えたいと思っています」

  選択肢はいろいろあるだろうが、じっくり馬と相談して決めてほしい。
 余談だが、父はサウスヴィグラス、母はスタートウショウ、祖母は牝馬ながら朝日チャレンジカップなど重賞5勝、通算9勝をマークしたヌエボトウショウ。
 ベンテンコゾウの動向を見守ってほしい。

 20日は復活して7年目を迎えた「第29回ダービーグランプリ」。昨年も東京ダービー馬ラッキープリンス、羽田盃馬ストゥディウム、快速オウマタイム、北海道タイムビヨンドなど豪華なメンバーだったが、今年も強豪が顔をそろえた。
  各馬の紹介は他へ譲ることにして地元の大将格エンパイアペガサスがどこまで通用するのかも興味深い。
  父はアメリカへ買い戻されたエンパイアメーカー。大型馬で仕上がりもスローだったため、デビューが2歳10月。2戦2着に終わったが、3戦目から快進撃。
 現在まで8連勝を飾り、重賞も5連勝中。結果的に夏の休養もプラスに働き、さらにパワーアップは明らか。
 まだ地元3歳同士の戦いしか経験がなく、いきなり全国区が相手では苦戦も止む無し。
 それでもエンパイアペガサスは毎回、次に期待を抱かせるパフォーマンスを見せてきた。果たしてダービーグランプリをどんなレースで挑むのか。暖かい目で見守りたい。

| テシオ情報局 スペシャル | 17:01 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。