2008年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年01月

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テシオ編集長・松尾康司の桐花賞を斬る!

 今年の岩手競馬オープン戦線を漢字一文字で記すとすれば『混』だと思うが、どうだろう。
 テンショウボスの骨折リタイア。そしてシーズン入り直前、サイレントエクセルに脚部不安が発生し、復帰に遅れるなどでトップツーが不在。
 サイレントエクセルはひとまず6月に復帰したものの本来の動きには程遠く、自己との戦いに終始。しかし秋以降にようやく復調の兆しをうかがわせ、9月の盛岡ダート1600m戦でようやく今季初勝利し、北上川大賞典2着。それと前後して南関東へトライし続けた。

 ファン投票で堂々1位選出は、みんながサイレントエクセルの強さを知り尽くしているからだったが、直前に再び脚部不安が出て無念の回避。
 一方のテンショウボスは2月、佐賀記念6着後、ヒザ骨折で6ヶ月の休養。クラスターカップで何とか戦列に戻ってきたが、再び休養。現在はヒザの骨辺を除去する手術を行い、北海道三石で放牧中。来期4月に間に合うよう英気を養っている。
 一昨年の桐花賞を優勝し、年度代表馬にも選出されたオウシュウクラウンは1年1ヶ月もの長期休養を経て7月に帰厩。往時の迫力がなかなか戻らず周囲をヤキモキさせたが、白嶺賞2着で復活の雄叫び。投票第3位がファンの気持ちを如実に物語っていた。しかし好事魔多し。桐花賞を目前に脚元に熱が発生し、直線に自重。
 そしてただ1頭の重賞2勝馬トーホウライデンもGI挑戦の反動か、帰郷後はレースに冴えがなく、桐花賞も回避。改めて体調の維持、無事で走らせることの難しさを実感させた。

 以上はまともならば主役の競走馬たち。その影響も大きく、大『混』戦のままで桐花賞へと突入してしまった。

 今年の漢字一文字は『変』に決まった。

 日本の首相交代やオバマ次期米大統領の「チェンジ」(変革)、株価暴落や円高ドル安などの経済の変、食の安全性に対する意識の変化、世界的規模の気象異変による地球温暖化問題の深刻化、スポーツ・科学分野での日本人の活躍に表れた時代の変化などの意味が込められ、政治・経済をはじめ、よくも悪くも変化の多かった一年を象徴する――なのだそうだ。

 桐花賞のキーワードを『混』と『変』に求めてみたい。
 そう、『混』戦に断を下し、『変』革の期待を込めてリュウノツバサを主軸に推す。赤松杯で鼻出血のアクシデントがありながら3着。レース間隔が開いた前回もタイム差なし2着。今回はメンバーが大幅に強化されたが、『変』化し続ける3歳の若さで突破する。

 北上川大賞典→桐花賞は当初の予定どおりソーユアフロスト。中央6勝はすべて芝2000m。ダートでは初だが、これまでの成績が示すとおり、ダートはほとんど苦にしていない。待望の重賞獲りに意欲満々。
 年間を通して活躍してきたのがヤマニンエグザルト。特別2勝のみが信じられないが、毎回のように上位を賑わしてきた。それらの実績がここ一番でモノを言う。
 カネショウエリートの充実ぶりが目についた。昨年まで2勝のみ止まっていいた馬が今季6勝マーク。奥手メイセイオペラの血がついに全面開花した。ゆったりと流れる2000m、そして今の泥んこ馬場を得意とする。
 同じくオペラ産駒ジュリアも自慢のスピードで今シーズンも6勝。ついには重賞ビューチフル・ドリーマーカップまで手に入れた。強さと脆さが同居するため凡走の可能性も高いが、すんなりなら軽視できない1頭だ。
 いずれにせよ大激戦必至。“好きな馬に1票”を投じ、思いっ切り声を張り上げて1年のウサを晴らしましょう!!

トラバ祭り
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| テシオ情報局 スペシャル | 12:00 | trackbacks:0 | TOP↑

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東京大賞典にコンバットキックを出走させる 三野宮通調教師に聞く

 12月29日(月)、大井競馬場でJpn1「第54回東京大賞典」(2000m 1着賞金8千万円)が行われる。出走頭数は10頭となったが、うち6頭がGIホースという超豪華な顔ぶれ。

 先日のジャパンカップ・ダートで感動の復活劇を演じたカネヒキリ。国内GI連勝は6でストップしたが、2連覇で雪辱を晴らしたいヴァーミリアン。3歳強豪サクセスブロッケン、史上最多GI制覇を目指す一昨年の覇者ブルーコンコルド。的場文雄騎手とのコンビ復活ボンネビルレコード、地元の雄フリオーソなどがそろい、過去最大の盛り上げる可能性も十分にある。
 この最強メンバーを相手に岩手からコンバットキック(牡3)が挑戦するが、レースに臨む意気込みを三野宮通調教師に聞いてみた。

コンバットキック
コンバットキック(赤松杯優勝時)


―古馬相手の赤松杯を見事勝ちました。北上川大賞典の選択肢もあったと思いますが・・・・・・
 実はその時、オーナーと話し合い、もし選ばれるなら東京大賞典を目指してみたい。それから逆算すると連闘で北上川へ向かうのはどうかな・・・・・・と。それに、より高いステージで鍛えてみたいと中央へ挑戦しました。

―1000万下の強豪メンバーでしたが、5着入線と健闘しました
 この馬には芝ダートを問わず長い距離が合うんでしょう。タイム差も0.8秒ですから上々ですよね。これなら何とかなるのでは、と思いました。

―今シーズンを振り返ってください
 金杯を勝ったあと、遠野馬の里でリフレッシュさせ、坂路で鍛えて万全だと思ったんですがね。なかなか結果が出ないので、正直あせった時期もありました。3歳戦はペースがどうしても遅くなって、コンバットキックの持ち味の末脚を生かせないで苦労しましたが、芝2400m・サファイア賞でようやく1着。これで吹っ切れたようですね。それできんもくせい賞、赤松杯と使って赤松杯を勝ってくれました。

―今回の東京大賞典は10頭立てですが、過去最強と言ってもいいメンバーとなりました
 前回(12月7日・中山)より状態はさらに上向いています。あの時は輸送も心配でしたが、まったく問題にしなかった。それも心強いですね。もちろんメンバーが強すぎるのは百も承知です。無謀だとも言われますが、オーナーの夢でもありますからね。いい意味で開き直って悔いのないよう、思い切った競馬をやってみたいと思っています。

| 話題の人に聞く | 16:52 | trackbacks:0 | TOP↑

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「がんばろう岩手競馬 新春応援パーティー~菅原勲騎手ワールドスーパージョッキーズシリーズ・ファン報告会~」開催!!

 いよいよ師走もラストスパートに入り、岩手競馬もたけなわ。年明け1月12日までほぼノンストップで突っ走るが、トウケイニセイ記念の翌日13日、盛岡市中央通・エスポワールいわての二階大ホールを会場に「がんばろう岩手競馬 新春応援パーティー~菅原 勲騎手ワールドスーパージョッキーズシリーズ・ファン報告会~」開催を開催する。

 先日(12月6、7日)、JRA阪神競馬場で行われた「第22回ワールドスーパージョッキーズシリーズ(WSJS)」に、地方競馬の騎手代表で出場した菅原 勲騎手を招いて週刊テシオ・松尾編集長と、岩手のアイドル・ふじポンを案内役に、価値ある一勝を上げた第3戦の様子、シリーズ裏話。

 またトウケイニセイ、メイセイオペラなど菅原 勲騎手がかつて騎乗した、岩手競馬史上に残る名馬たちによる名レースの映像を見ながら、当時の興味深い話など、様々なイベントを実施します。
 競馬ファンの方々はもちろん、「もつ煮」や「ジャンボ焼き鳥」を肴に、ビールや地酒を楽しんでみたい方々も、ご家族、ご友人広くお誘い合わせの上、参加ください。


1 開催日時/平成21年1月13日(火) 午後6時30分~午後8時30分頃まで

2 開催場所/エスポワールいわて 2階大ホール(盛岡市中央通一丁目1-38)

3 会費/5,000円(当日会場にて)
  (会費の一部は、岩手競馬の広報活動等の費用に充てさせていただきます)

4 イベント内容/
★菅原勲騎手、WSJSファン報告会
★菅原勲騎手と見る岩手の名馬・名レース
★競馬場名物グルメ対決! 水沢競馬場【もつ煮】VS盛岡競馬場【ジャンボ焼き鳥】
★岩手の地酒 蔵元お取り寄せ・呑み比べ(しぼりたて生原酒など)
★菅原勲騎手サイン入りグッズ抽選会(WSJS関連ほか)

5 参加申込
 平成21年1月6日(火)までに、「がんばろう岩手競馬 新春応援パーティー」事務局までお申し込み願います。(12/27~1/4の間は、誠に恐縮ですが休業させていただきますので、御了承ください。)

■ FAX・E-MAILでのお申込みの際は、お名前、ご住所、電話番号を明記して下さい。
■ 定員になり次第、受付を終了させていただくことがありますので、あらかじめご了承願います。

【がんばろう岩手競馬 新春応援パーティー事務局】(岩手県競馬改革推進室内)
(担当)平井・久保 電話:019-629-5635 FAX:019-629-5769
E-MAIL:AF0015@pref.iwate.jp

| イベントその他 | 22:22 | trackbacks:0 | TOP↑

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“芝2400mマイスター” サイレントグリーン引退特集 (3)

■長いトンネル、そして復活

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復活優勝を遂げた07年せきれい賞


 飛ぶ鳥を落とす勢いだった2年間のあとにやって来たのは、長い長い未勝利のトンネルだった。

 2006年シーズン。開幕後のダート戦を無難にこなし、満を持して挑んだ芝2400m戦・かきつばた賞。ここでサイレントグリーンは3着に敗れた。
 2年間一度も負けたことがない2400mで、下のクラスから上がってきたばかりの馬の後塵を拝するという、二重に悔しい敗戦だった。

 サイレントグリーンは、この年ついに1勝も挙げられずに終わる。

 芝では決して悪いレースはしていなかった。シーズン中に4度挑んだ盛岡芝で【0-2-1-1】。桂樹杯はタイム差無しの2着だったし、最も離されたOROカップでも0.4秒差の4着。芝適性・盛岡適性の高さは十分に発揮しているし、これだけの安定度は並の馬にはとても期待できない。彼だからこそ、の成績だろう。
 ただ、そこまでの成績が華々しすぎた。「勝って当然」という期待の反動が、余計に“負けた感”を強くしてしまったのは否めない。また、ジェーピーバトル一頭に負け続けたのも「主役交代」という印象を強くしてしまった。

 だが、サイレントグリーンはこれでは終わらなかった。2007年のかきつばた賞、2着馬を6馬身ぶっちぎる圧勝で復活V、続くせきれい賞も完勝し、2年ぶりの重賞制覇を果たした。
 秋にはパンジー賞も勝ち、この年は芝2400mで3連勝。最後のきんもくせい賞こそ敗れたが、ゴール寸前まで勝ち馬を脅かし続けた走りには、ありきたりな表現だが“負けてなお強し”の迫力が溢れていた。

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07年パンジー賞。引き手を持つのは前の管理調教師・千葉博元調教師


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07年に新設されたきんもくせい賞、ボスアミーゴを最後まで追い上げ続けた



 斜陽は、確かに訪れていた。2007年、2400mでは強さを発揮したが、マイル・1700mでは最高で4着・タイム差で0.8秒差。

 いや、マイルや1700mを3度走って掲示板を外していないのだから十分に立派なのだが、絶頂期の04年・05年は各年2度ずつ走って【0-3-1-0】、タイム差は最高で0.2秒。不振と思われていた06年ですらOROカップの4着・0.4秒差が「最悪」の成績。

 それに比べて07年。あじさい賞は5着・0.9秒差、桂樹杯4着・0.8秒差。OROカップでは5着・1.5秒差で、勝ったコスモバルクを別格としても、2着ボスアミーゴから0.9秒差に終わっている。

 競走馬としてのサイレントグリーンがキャリアを締めくくるべき時に向かいつつあるのは、明らかだった。

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ダート重賞で最も多く出走したのが北上川大賞典。計3度出走している(写真は07年)

| サイレントグリーン | 21:07 | trackbacks:0 | TOP↑

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“芝2400mマイスター” サイレントグリーン引退特集 (2)

■芝で大ブレイク、2年連続で最優秀ターフホースに
 サイレントグリーンが初めて芝を走ったのは、3歳の秋・JRA福島競馬場に遠征しての「福島放送賞」だった。芝1800m、13頭立て13番人気。しかしサイレントグリーンは一瞬「おっ!?」と思わせる脚を使い、8着ながら勝ち馬から0.9秒差まで詰め寄った。

 鞍上や陣営はこのレースの走りでサイレントグリーンの芝適性の高さに手応えを感じたようだ。翌年、芝2400mのかきつばた賞でいきなりオープン特別制覇を果たした時も、陣営は決してフロックだと思っていなかった。
 この04年、板垣騎手が千葉博厩舎の主戦となっており、サイレントグリーンの手綱も板垣騎手が取るようになっていた。
 かきつばた賞を勝った時、板垣騎手は「この馬には芝が合うと思っていた」と笑顔で即答した。6番人気で勝った嬉しさもあっただろうが、サイレントグリーンの本当の力を見いだす事ができた、という満足感もあったに違いない。

 2004年・2005年、サイレントグリーンは岩手の芝を8戦して4勝2着3回3着1回のほぼパーフェクトな成績を残し、それまでの「タイキインフェルノ時代」から「サイレントグリーン時代」へ世代交代を成し遂げた。
 マイル戦では少し短く、1700m戦でもやや距離が足りないが、2400m戦になると圧倒的な強さを発揮。2年間の4勝はいずれも盛岡芝2400m戦。前走がどんな結果でも、盛岡芝2400m戦が舞台となれば途端に大変身、自在な競馬で圧倒し続けた。

 この活躍があって、サイレントグリーンは2004年・2005年と2年連続して岩手の最優秀ターフホースに輝いた。
 “盛岡の芝ならサイレントグリーンが強い”、とファンにも、ライバルの陣営にも思わせる、サイレントグリーンの全盛期だった。

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04年、かきつばた賞パドック

| サイレントグリーン | 11:09 | trackbacks:0 | TOP↑

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“芝2400mマイスター” サイレントグリーン引退特集 (1)

 2004年・2005年の2度にわたって岩手の最優秀ターフホースに輝いたサイレントグリーンが22日10Rをもって引退する事になった。
 芝でのブレイク。1年あまりのスランプ。そして復活。彼の7年間の現役生活を振り返ってみたい。

■3歳まで・・・ダートで雌伏の時
 サイレントグリーンがデビューしたのは2002年9月1日、水沢5R・ダート850m戦。結果は9頭立て7番人気で5着だった。一応入着を果たしたが、とはいえ勝ち馬アンダーワカフジからは1秒9離されており、有り体に言えば良くも悪くもない結果。後から思えばこの馬に850mは短すぎ、それでも着を拾うくらいに踏ん張った、とも言えるのだが、この段階ではまだ評価しがたかった。

デビュー戦/その1
デビュー戦の馬名掲示板。サイレントグリーンは454kgで出走している


02
デビュー戦のパドックで


 その後、盛岡の1200m戦を2戦して7着・4着。初勝利は4戦目、2002年の10月20日、盛岡ダート1200m戦で挙げた。返す刀で11月10日の認定戦を勝ち取り、もう一戦して4着に敗れたところで2歳シーズンを終えた。
 2歳時は6戦2勝、書き方を変えると【2-0-0-4】。勝った2戦は2番人気と6番人気、逆に負けた4戦中には1番人気一度と2番人気が二度ある。
 この頃のサイレントグリーンには「力はある様だがあてにしづらい馬」という印象を持っていた記憶があったが、改めてこの成績や人気を見ると「ああ、やっぱり」と思う。

 初特別制覇を果たしたのは3歳6月のサマーカップ。不来方賞トライアルとして水沢ダート1900mで行われていたこのレース、9頭立て8番人気という低評価をあざ笑うかのような快勝だった。
 この時の鞍上は阿部騎手。レース後のコメントでは「ペースが遅かったせいもあって楽に追走できた。揉まれずゆったり行けたのもよかった」と語っている。
 今になって振り返ってみれば、このコメントにも後に芝長距離で活躍する下地というか手掛かりが隠れていたのだが、当時はまだそこまで気付かない。

03
03年サマーカップ優勝。この頃の主戦は阿部騎手だった


 サイレントグリーンはその後、不来方賞2着、ウインターカップ4着(勝ち馬から0.1秒差)などそれなりの存在感を示しつつ、しかし勝ち星は増やせないままにダート戦を戦っていた。

| サイレントグリーン | 10:46 | trackbacks:0 | TOP↑

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菅原勲騎手がやってくれました!

 12月6、7日、阪神競馬場で行われたWSJS(ワールドジョッキーズシリーズ)第3戦『ゴールデンブーツトロフィー』で2番人気スペルバインドに騎乗した菅原勲騎手が、中団キープから鮮やかな直線抜け出しを決めて快勝。5万人近くの大観衆から盛大な拍手と喝采を浴びた。
 阪神競馬場での勝利は菅原勲騎手も初めてだが、世界のトップジョッキーを相手に勝利を飾ったのだから価値も大きい。そこで今回はレースを終えた直後、菅原勲騎手に話を聞いた。(取材日:12月7日 阪神競馬場)

―WSJS4戦が終わりました。お疲れ様でした
 目標だった1勝をあげることができて、まずはホッとしています。前日(6日)は2戦とも11着。まったくいいところがなかったので、レース後のセレモニーもキャンセルしようかとも思いました(笑)。

―第3戦のレースを振り返ってみてください
 レース前、2000mぐらいがベストで調子も悪くないのでよろしく頼むと長浜(博之)調教師から言われました。あと気のいい馬だから折り合いをうまくつけてくれと指示がありましたが、3コーナー手前で確かにスーッと行ってしまった。ちょっと仕掛けが早かったかなとも思いましたが、けんかするよりは流れにまかせた方がいいと判断。直線では何とか我慢してくれと必死に追い続けました。

WSJS 03
WSJS第3戦・スペルバインド号で優勝。(撮影/森内智也)


―2着に0.2秒差ですから完勝です
 いい馬が巡ってきたと感謝しています。乗った感触だともっと上も目指せるような印象を持ちました。チャンスをモノにできて素直に嬉しい。

―こんな大舞台で1勝できること自体が凄いと感心しています
 ひとまず地方競馬代表、そして岩手代表として結果を出せましたからね。応援してくださった皆さんの期待にも応えることができました。

wsjs 菅原勲騎手優勝
第3戦の口取りにて(撮影/森内智也)


―阪神競馬場でも大歓声でした
 本当にありがたいことですね。初日が初日ですから、皆さんはハラハラしていたんじゃないですか(笑)。少しは関西のファンにアピールできたかなと思います。

―個人的には最終レースもさすがだなと思いました。結果はしんがりでしたが、もしかして逃げ切るのかとドキドキして応援しました
 あまり人気のない馬でしたからね。過去に先行して結果が出ていましたから、それなら一発勝負をかけて思い切って逃げてみようと。さすがに直線で力尽きてしまいましたけどね。まぁ、奇跡は2回続かないということでしょう(笑)。

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最終第4戦は果敢な逃げで場内を沸かせた(撮影/森内智也)



―総合8位の結果については
 4戦中3戦の成績が悪すぎましたからね。でも前回(9位)より一つでも上の順位になれたので納得かな、と。

―全レース終了後にセレモニーがありましたが、他のジョッキーに比べても大きかったですよ
 第3戦を勝ったからだと思いますが、セレモニーも非常にいいムードでしたよね。

WSJS 04


―是非、来年も出場してください
 まず地元でリーディングを取って予選(スーパージョッキーズトライアル)も優勝しなければなりませんから、ハードルが非常に高い。ですが、2年連続で出場できるように頑張ります。

| テシオ情報局 スペシャル | 14:52 | trackbacks:0 | TOP↑

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WSJSに出場する 菅原勲騎手に聞く

 12月6日、7日の2日間にわたって阪神競馬場を舞台に「ワールドスーパージョッキーズシリーズ2008」(WSJS)が行われる。このシリーズは6日「ゴールデンサドルトロフィー」、「ゴールデンスパートロフィー」。7日「ゴールデンブーツトロフィー」、「ゴールデンホイップトロフィー」を実施。その4レースの総合ポイントで優勝が決まる。

 すでにご存知の方も多いと思うが、菅原勲騎手が地方競馬代表で出場する。同騎手は先に行われた「スーパージョッキーズトライアル2008」(笠松、大井競馬場)で各地方競馬のトップジョッキー13名を相手に優勝。非常に狭き門を潜り抜け、WSJSの出場権を見事獲得した。
 そこで今回は菅原勲騎手にWSJSへの抱負を語ってもらった。(取材日:12月2日)

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10月10日、大井競馬場で行われたSJT表彰式にて(撮影・森内智也)


―ついにWSJSの日が来ますね。出場おめでとうございます
 ありがとうございます。2002年に一度出場したことがありましたが、あの時は地全協(NAR:地方競馬全国協会)の推薦。しかし今回は自分で勝ち取ったものですから自然、力が入ります。

―9月(26日)笠松競馬場、10月(10日)大井競馬場で「スーパージョッキーズトライアル2008」があり、笠松で2連勝。大井一戦目に13着に敗れ、岡部騎手(名古屋)が一旦逆転。ヒヤヒヤして応援していましたが、最終戦2着で再び逆転しました
 自分も正直、やばいかな…と思いました。ですから2着に入った瞬間、岡部君が何着だったかを確認しながらゴールしました(笑)。

―その優勝インタビューで“本番まで時間があるので、それがちょっと心配。自分は緊張を持続させるのがあまりうまくないから”と答えてファンが爆笑していました
 あれはジョークです。ですが、せっかく出場権を獲得した訳ですからね。いいレースを見せたいと思っています。ただ、どの馬に騎乗できるかは完全に運。あとは天にまかせ、いかにコンビを組む馬の能力を最大引き出せるかに集中するだけです。

―出場メンバーをご覧になっていかがですか
 一瞬、日本代表は地方競馬かと思いましたよ(笑)。6名中4名が地方出身(安藤勝巳騎手、岩田康訓騎手、内田博幸騎手、小牧太騎手)ですからね。いかに地方騎手のレベルが高いかが分かります。自分もその一人として負けられないと思っています。

―過去、地方代表騎手が4名、WSJSを優勝しています
 ですよね。あと一昨年は濱口(笠松)君、昨年は赤岡(高知)君がそれぞれ1勝していますから、できれば自分も1勝はしたいなと。

―阪神競馬場については?
 前回(02年)は何もかもが初めてでしたからね。コースにも戸惑って総合9位でしたが、今度はその時の経験を生かせると思います。

―この4レースは水沢、盛岡の両競馬場で馬券が発売されます。岩手のファンも優勝を期待しています
 これだけはお手馬次第ですから何とも言えませんが、岩手競馬をアピールする絶好のチャンスですからね。頑張りたいと思っています。

WSJS-02
12月2日、達増知事を表敬訪問

| 話題の人に聞く | 09:49 | trackbacks:0 | TOP↑

2008年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年01月

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