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2010年度代表馬は満場一致でロックハンドスターに決定!

ロックハンドスター


 3月3日(木)、盛岡市内『プラザおでって』で2010年度 岩手競馬年度代表馬選考委員会(選考委員は13名)が行われ、各部門賞、年度代表馬および馬事文化賞が決定した。 
 年度代表馬はもちろんロックハンドスター。復活した「ダービーグランプリ」を含め、岩手三冠を達成。さらには岩手版グランプリレース「桐花賞」で並み居る古馬を一蹴。世代交代も完了させ、文句なしの受賞となった。
 そこで今回のテシオ特集では各部門賞の選考過程を報告してみたい。

*年齢表記は昨年時に統一しました

◇2歳最優秀馬 ベストマイヒーロー(牡2歳 瀬戸幸一厩舎:水沢)

 デビュー戦・芝1000m、2戦目・水沢1400mを1.4秒差、1.3秒差で圧勝。続く交流重賞・ジュニアグランプリでも圧倒的な1番人気に支持されたが、イレ込みが激しく返し馬で暴走。
 その影響が大きかったようで、北海道・スクランブルエッグにゴール前で交わされて2着。前途に暗雲が立ち込めたが、見事立ち直って若駒賞、南部駒賞、金杯とワンサイドで圧勝。堂々、2歳三冠を達成した。
 昨シーズンを6戦5勝で終え、唯一の黒星は先に記したジュニアグランプリ2着のみ。地元同士で負けなしを評価され、満票で2歳最優秀馬に選出された。

◇3歳最優秀馬 ロックハンドスター(牡3歳 瀬戸幸一厩舎:水沢)


 昨シーズンは金杯で2着惜敗し、惜しくも2歳三冠は獲得できなかったが、今シーズン最も注目を集める1頭だった。
 その期待に違わず開幕のスプリングカップを皮切りに、重賞・阿久利黒賞、岩手ダービー・ダイヤモンドカップと圧巻の3連勝。
 地元に敵なしと見るや、より高いステージを求めてジャパンダートダービー(大井 JpnI)へ挑戦。いきなり全国の強豪相手では歯が立たず9着。初めて惨敗を喫し、続く黒潮盃(大井)5着。
 レベル差をマザマザと見せつけられたが、菅原勲騎手「全国に揉まれ、そこから這い上がってほしい」の言葉どおり、ロックハンドスターには貴重な経験となった。
 帰郷初戦こそ古馬A級・サクラマジェスティに完敗を喫したが、3歳二冠目・不来方賞を貫禄で圧勝。そして今年最大の目標であるダービーグランプリに駒を進めた。
 3年ぶりに復活した同レースを祝福するかのように他地区から大挙5頭が参戦。迎え撃つ岩手7頭の計12頭によって覇を競い合い、見事ロックハンドスターが優勝。久々に菅原勲騎手が派手なガッツポーズを披露してゴールへ入った。
 レース後、陣営は早々と桐花賞参戦を表明。ファン投票、単勝とも圧倒的に支持され、それに応えて古馬陣を一蹴。衆目の前で世代交代を完了した。
 委員から「競馬ファンならずとも知っているスターホース」との発言があったが、名前どおりロックハンド=岩手、スター=星となった。

◇4歳以上最優秀馬 ゴールドマイン(牡6歳 櫻田浩三厩舎:盛岡)

 今回の選考委員会で最も評価が分かれる部門となった。古馬の主要重賞は遠征馬が軒並み制し、芝を含めて岩手所属馬の優勝は岩鷲賞=ゴールドマイン、ビューチフルドリーマーカップ、青藍賞=マイネベリンダ、北上川大賞典=メイホウホップの3頭のみ(桐花賞、トウケイニセイ記念は地元馬による重賞)。
 以上の結果から対象馬にノミネートされたのはゴールマイン、マイネベリンダの2頭だった。
 ゴールドマインは前年度、桐花賞を制して4歳以上最優秀馬を獲得。トウケイニセイ記念2着後、冬期間は山元トレセンでリフレッシュ、再調整。その成果がすばらしく特別・赤松杯を完勝。幸先のいいスタートを切った。
 続くシアンモア記念では岩手の期待を一身に集めたが、マルヨフェニックス、キングスゾーンの東海2騎に完敗。早池峰賞は距離不足がたたり、これまた3着止まりだったが、岩鷲賞で遠征馬を退けて快勝。シーズン初の重賞タイトルを手にした。
 マーキュリーカップ6着後、すずらん賞を順当に制したが、以降は北海道遠征を含めて白星なし。それでもトウケイニセイ記念で2着を確保し、前年最優秀馬の意地を見せた。

 一方、マイネベリンダは中央未勝利から07年に岩手転入。下級条件からスタートし、転生のスピードを前面に09年まで15戦8勝。今季はついにオープン入りを果たした。
 シーズン当初は無理をせず太め残りで臨んで4、2着。しかし一戦ごとに調子を上げて3戦目から連勝。
 その後は9、4着と凡走したが、牝馬シリーズ・グランダムジャパンに組み込まれた交流重賞ビューチフル・ドリーマーカップで見事な逃げ切りを決めて快勝。周囲をアッと言わせた。
 しかも2着に退けたエレーヌはグランダムジャパン3歳部門の総合優勝馬。非常に価値ある1着となった。勢いに乗ったマイネベリンダは牡馬相手の青藍賞でまたもや逃げ切りを決め、ゴールドマイン3着。
 以降は体調を崩してリタイアしたが、全国の強豪牝馬を退けたB・ドリーマーカップ、南部杯トライアル・青藍賞の重賞2勝は内容的にも評価十分だった。
 
 各委員とも選定に迷い、票数も6票、6票と真っ二つ。再び各委員が意見を出し合い、最終的にゴールドマイン8票、マイネベリンダ4票の結果から4歳以上最優秀馬はゴールドマインとなった。決め手は年間を通じてコンスタントに活躍したことが最大理由だった。

◇最優秀ターフホース シーグランディ(牡2歳 佐藤雅彦厩舎:水沢)

 今季の芝重賞は2歳、3歳、古馬とすべて遠征馬が制圧。苦戦続きの1年となり、該当馬なしかも・・・の意見もあった。
 ノミネートされたのはシーグランディとウメノレイメイ。シーグランディはジュニアグランプリ3着後、JRAへ積極的に挑戦。福島・きんもくせい特別こそ5着に終わったが、オープン・福島2歳ステークスで2着(3着繰り上がり)。
 年々、格差が広がる一方のJRA、地方競馬の中にあって福島2歳S2着は快挙と言ってもいい成績だった。
 ウメノレイメイは芝1000m戦で3戦3勝。条件戦ながらFM岩手杯、ハーベストカップと連勝し、ついにはオープン特別・きんもくせい賞も優勝。来期、重賞・OROターフスプリントを新設するに到ったことも考えれば貢献度は大だった。
 以上の意見が出され、投票結果は満票でシーグランディとなった。

◇最優秀牝馬 マイネベリンダ(牝5歳 小西重征厩舎:盛岡)

 先行理由は4歳以上最優秀馬で記したとおり。こちらも満票で選出されたが、ひまわり賞(岩手版オークス)を圧勝したコンゴウプリンセスも対象馬に明記してほしいの意見があった。

◇年度代表馬 ロックハンドスター(牡3歳 瀬戸幸一厩舎:水沢)

 各部門賞の中から選出される年度代表馬は各委員が一致してロックハンドスターを推奨。無風状態で選出された。

◇特別表彰馬 ウメノレイメイ(牡8歳 千田知幸厩舎:水沢)

 委員から出た意見はマヤフェアリー、ウメノレイメイ、トレジャースマイル、カネヒキリの4頭。しかし議題に上がったのはウメノレイメイだった。
 芝のスペシャリストというより短距離1000mのスペシャリストがふさわしいが、今季成績で芝1000m3戦3勝。
 成績もさることながらファンの目を芝短距離に向けさせた貢献度は大きい。これも芝がある盛岡競馬場ならではのこと。新しい道を切り開いたことを評価して満場一致で特別表彰馬に選出された。
 なお委員からベストスプリンター部門の創設を検討してほしいとの意見も出た。

◇馬事文化賞 いわてみちのく馬検定 NPO法人奥州おもしろ学

 ノミネートは上記「岩手みちのく馬検定」1つ。4名の委員から推薦を受けた。今年2月11日、奥州市、盛岡市の両会場で県外含め計171名が馬検定を受験した。
 かつて馬産地で栄えたみちのく岩手らしく馬事全般を対象に「第1回岩手みちのく馬検定」を実施。オリジナル教本「馬っこ問答」も発刊し、当日は北は北海道、南は神奈川までひろく受験者が集まった。
 競馬検定ではなく馬事全般を対象にした馬検定を実施可能なのは日本でも岩手のみではないか。その意味でも馬検定は非常に価値が高いとの意見。
 また継続性の高い事案であることも評価したいとの意見もあり、満場一致で「岩手みちのく馬検定」が馬事文化賞へ選定された。

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