2011年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年06月

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速報!トレーニングセール2011 その一

 5月24日(火)、25日(水)の両日にわたってJRA札幌競馬場で「トレーニングセール2011」が行われた。
 このセールの特長は馴致(じゅんち)済み2歳の即戦力であること。そしてダートコースで追い切りを披露し、実際の動きを確認できること。
 昨年の同セールでベストマイヒーロー、シーグランディなどを岩手県馬主会が購入。2歳最優秀馬、最優秀ターフホースに輝いて大活躍。今年は岩手県馬主会が計8頭を購入し、期待が高まるばかり。今からデビューが待ち遠しい。
 テシオ編集部では今回のセリ購入馬を2回に分けて紹介。もう一つ、みなさんにもビッグなプレゼントがありますので楽しみにしてください。
 なお、紹介はセリ名簿に順じますので、ご了承ください。

上場番号54
リーガルウェイズ2009(牝・鹿毛)

父・フジキセキ
母・リーガルウェイズ(母父・Danzig)
生産・ヒサイファーム
入厩予定:櫻田浩三厩舎

リーガルウェイズ2009

 父は大種牡馬サンデーサイレンスの初年度産駒。今年5月、トサミドリが保持していた内国産種牡馬通算勝利数1135勝を抜き、歴代トップに躍り出た。今年はサダムパティックが父に悲願の日本ダービー優勝をプレゼントするか。
 母はアメリカ生まれで不出走だが、Danzig(日本読みはダンジグ)産駒の良血馬。母系からアメリカのグレードウィナーが多数出ている。

上場番号103
コマドリの21(牡・鹿毛)

父・イーグルカフェ
母・コマドリ(母父・コマンダーインチーフ)
生産・加野牧場
入厩予定:佐藤雅彦厩舎

コマドリ21

 父はアメリカGulch=ガルチ産駒の外国産馬。3歳時にNHKマイルカップを優勝。また5歳、フェブラリーSでデットーリ騎手を背に快勝し、芝ダートGⅠを制覇。
 母は小岩井農場・アストニシメントにさかのぼる伝統の一族。
 ひとつ上の姉マダムシュガーは北海道2勝、現在は大井所属。

上場番号105
ゴールデンチェリー09(牝・栗毛)

父・マヤノトップガン
母・ゴールデンチェリー(Crafty Prospector)
生産・タバタファーム
入厩予定:佐藤雅彦厩舎

ゴールデンチェリー09

 父は現役時代、菊花賞と有馬記念を優勝。年度代表馬、最優秀3歳馬に輝いた。他に天皇賞、宝塚記念を制しGⅠ4勝。
 母は2000年、名古屋代表でクラスターカップに参戦。吉田稔騎手とのコンビで見事優勝し、岩手のファンにも馴染み深い。さすがにアメリカ産らしく、ダートでの活躍馬が目白押し。



*上場番号105「ゴールデンチェリー09」を落札された馬主・佐々木雄二さまのご厚意により、みなさんから馬名を募集することになりました!
「大震災で被害を受けた岩手県に、元気になってもらいたい―との思いで岩手競馬にも縁がある2歳馬を購入しました。ネーミングへのリクエストはありません。みなさん、よろしくお願いします」

馬名(9文字以内)を書いてテシオ情報局(tesio.jp)までお送りください。
*応募締め切りは6月6日

採用された方には豪華プレゼントをご用意しております。多数の応募をお待ちしております!!
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先週のレース回顧 <あすなろ賞>

5月22日あすなろ賞
オープン 盛岡ダート1800m


 好枠を引き当てたサンキンスピーチが逃げ、2番手ワイルドキャット。3番手インにブラストクロノス。中にコアレスレーサーその外にメイホウホップ
 少し離れたインにマイネルプロートス、直後サクラマジェスティ

 前半3ハロンは36秒9は若干速かったが、サンキンスピーチが2コーナーからガクンとペースダウン。それによって後続グループは掛かり気味になり、特に馬群の中にいたマイネルプロートスが行きたがり、菅原勲騎手が必死になだめる。
 向正面、サンキンスピーチをアッサリ交わして先頭ワイルドキャット。コアレスレーサー、サクラマジェスティが先陣に襲いかかると、再びペースアップ。
 コアレスレーサー、サクラマジェスティがワイルドキャットとの差を徐々に詰めたが、ワイルドキャットの手応えが抜群。マイネルプロートスもインの経済コースを回って先陣に接近。
 直線を向いてコアレスレーサーがワイルドキャットを捕らえにかかったが、逆にジワジワと離されていく。
 ラスト100mでワイルドキャットが突き抜けたかと思ったのもつかの間、インから外に持ち出してマイネルプロートスが強襲。ゴール前で粘るワイルドキャットをキッチリ交わし、移籍初戦でオープンタイトルを手にした。
 コアレスレーサーは2馬身半差3着。サクラマジェスティは4コーナーで一杯となって5着に沈んだ。

 マイネルプロートスはブライアンズタイム産駒の牡5歳馬。中央デビュー3戦は芝を使って2着1回。その後はダート路線を歩んで9戦目(札幌ダ1700m)に初勝利をマーク。一戦置いて京都ダート1800mで2勝目をあげた。

表彰式
表彰式の様子




◇勝利騎手コメント◇
 菅原勲騎手

もう少し前につけたかったが、枠順が枠順だったので中団からの競馬になった。
1、2コーナーからずっと掛かっていたが、外からマクってきた馬がいたので助かった。思った以上の手応えだったし、最後まで気力が衰えなかった。距離が合ったんでしょうね。初の左もまったく問題なかった。

2着・ワイルドキャット
 斎藤雄一騎手

先行策は指示どおり。返し馬はおとなしかったが、行きっぷりが良く直線でひと伸び。最後は重め残りで2着だったが、絞れればさらに良くなるはずです。

3着・コアレスレーサー
 関本淳騎手

4コーナーまではいい感じだったが、直線の伸びがもう一つ。久々のせいだと思います。

5着・サクラマジェスティ 
坂口裕一騎手

ゲート入りを嫌がったのは初めて。全然、レースに集中できなかった印象。いつもの鋭さがまったくなかった。

 

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おめでとう!小林騎手!!地方通算3500勝達成

 5月16日(月)、第2レース(C2)でゲンパチドリームに騎乗した小林俊彦騎手が圧勝。地方競馬通算3500勝を達成。史上10人目、現役7人目の快挙となった。

小林俊彦騎手とゲンパチドリーム
小林俊彦騎手とゲンパチドリーム

 小林俊彦騎手は1982年10月16日にデビュー。98年、初のリーディングジョッキーに輝き、02年に2度目。04年から3年連続などリーディング通算5回。他に中央5勝、海外1勝(マカオ)。



―地方競馬通算3500勝達成、おめでとうございます。ラスト2勝からちょっと時間がかかりました。
いずれ達成できると思っていたので、焦りはまったくなかった。ただ周りが騒いでいたのでプレッシャーは感じました。それで後ろの馬を離していたのは分かっていましたが、最後まで一生懸命に追い続けました(笑)

―達成まで時間がかかったのは東日本大震災の影響でした。
沿岸の人たちが大変なことになっていましたから、競馬どころではなかった。たまたま内陸に住んでいたので被害はそれほどでもありませんでしたが、同郷の方々が被災され、心配でなりませんでした。

―その間、どのような日々を送っていましたか。
水沢競馬場のコースは被害が少なかったので毎日、調教をこなしていつ開催しても大丈夫のように乗っていました。

―改めて3500勝達成の感想をお願いします。
あまり実感がない(笑)。気がつけたら、ここまで来たのか―というのが正直なところです。

―09年、川原騎手(園田)以来、史上10人目。区切りとなりました。
そうなんですか(爆笑)

―今年の目標は?
再開できるかどうかさえも見えなかったので、まったく考えていませんでした。ただ、このような状況のもと、競馬で何ができるか。騎手として何ができるか。そればかりを考えています。

―とりあえず開幕3日間を終えました。
ようやくスタートしてホッとしたというのが本音です。実は今開催が終わったら、騎手部会で被災地にお邪魔してお手伝いしてこようと話し合っています。

―最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。
騎手になりたくて入った世界ですし、3500勝はあくまでも通過点。身近に(菅原)勳さんという大きな目標がいますからね。少しでも近づけるよう頑張ります。

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あすなろ賞出走 サクラマジェスティ、コアレスレーサー陣営に聞く

 今季オープン戦線の第一弾は「あすなろ賞」。昨年度の年度代表馬ロックハンドスター、最優秀古馬ゴールドマインは北海道(コスモバルク記念)遠征直後のため回避。
 サクラマジェスティコアレスレーサーの対決ムードが濃厚になった。そこで今回は両陣営に話を聞いてみた。



◇サクラマジェスティ=村上昌幸調教師

―いよいよシーズン突入しました。まずは状態をおうかがいします。
順調そのもの。最終追い切りでも上々の動きを見せてくれました。

―桐花賞は早めに動いて3着でした。
あのときは前残りの競馬でしたし、跳びの大きい馬なので小回りはひと息。3着も仕方がなかったと思います。

―対して盛岡は自信のコースですよね。昨年、ロックハンドスターを力でねじ伏せました。
向こうは遠征の疲れが残っていたんじゃないかな。今はロックに離されたと思いますが、確かに盛岡の方が合うタイプ。コースが広い盛岡だと伸び伸びとレースができますからね。距離もまったく心配していません。

―同厩マヨノエンゼルは出走を見送りましたが…。
当初、3月始動を考えていて調子も絶好。毎日のようにガンガン掛かっていましたが、その反動がここにきて出たんでしょうね。腰に疲れがある感じでしたので無理をしない方がいいと。

―改めて調整の難しさを実感します。
お相撲さんと同じでしょうね。普段から鍛えていても練習と実戦は違います。まだ始まったばかりなので、あわてずじっくりで行きます。



◇コアレスレーサー=熊谷昇調教師

―仕上がり状態はどうでしょうか。
この間、体重計で測ったら550キロ近くもありました。全体の作りが大きいので太め印象はありませんが、7分ぐらいかなと踏んでいます。

―昨年のマーキュリーCで4着に健闘しました。
改めてこの馬の潜在能力を感じた一戦でした。年を重ねるごとに精神を自分でコントロールできるようになって、ちょうど闘争心が最高になったときにあのレースを迎えました。

―転入初戦組が3頭エントリーしました。
どのぐらいの力量かも測ってみたいと思っています。いずれにせよファンに喜ばれるようなレースをしなければ―と思って臨みます。

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先週のレース回顧 七時雨賞、岩手日報杯

■5月15日 七時雨賞
3歳 盛岡ダ1800m
 

 大外からヤマトスバルが果敢にハナに立ち、ベストマイヒーローは手綱をガッチリ押さえて2番手を追走。直後外にシーグランディがつけ、ベストマイヒーローを徹底マークする戦法に出る。
 1コーナー過ぎからガクンとペースダウンし、シーグランディが折り合いを欠いて行きたがるのを村上忍騎手が必死に抑える。4番手インにトーホクスピリット。
 4コーナーまで隊列は替わらず、直線でもベストマイヒーローは持ったまま。ヤマトスバルが内で粘ったが、ラスト100mから菅原勲騎手が追い出すと鋭く反応。アッという間に後続を振り切り、4馬身差。貫禄の違いを見せつけた。これで4連勝をマークし、予定どおり岩手ダービー・ダイヤモンドカップ(6月13日)へ直行する。
 2着にはヤマトスバルが粘り、シーグランディは最内を突いて伸びてきたトーホクスピリットの追撃をようやく封じて3着。

勝利騎手コメント
菅原勲騎手

まだ本調子ではなかったし、1コーナーを逆手前で走って気難しさを見せたが、ダートでは能力が違いました。今回はパドック、返し馬でも落ち着いていたのでレースに集中できたようです。ダイヤモンドCで強いレースをして全国の舞台に立ってみたい。

2着・ヤマトスバル
高松亮騎手

担当者に馬に逆らわないで乗れと言われたのでハナを取ることにしました。ハミ受けが悪い時があるが、今回はいい感じで行けた。南関東で減っていた体重が戻っていたことも好走要因だと思います。

3着・シーグランディ
村上忍騎手

2コーナーで折り合いを欠いたのがすべて。直線でもたついたが、バテている訳でなくラストでまた伸びていました。



■5月14日 岩手日報杯
B1 盛岡ダ2000m


 スタート直後、ヒカルメイオーが落馬のアクシデント(幸い人馬ともに無事)。外からクリスティラビットが馬なりで先手を奪う。2番手アースグラビティ、3番手オンワードアコール、その内にコアレスランナー。スローに落ち、この3頭は掛かり気味となる。
 マイペースで逃げたクリスティラビットは4コーナーから後続を離し、直線を向いてさらに加速。2着アースグラヴィティに9馬身差をつけて圧勝した。

勝利騎手
菅原俊吏騎手

テンの速い馬ですし、他も行く気配がなかったので逃げの手に出ました。前半、空馬に絡まれましたが、あわてずマイペースに心がけた。いつも3コーナーで気を抜くところがあるので気合いをつけたら、馬がハミを取ってくれた。自分の競馬ができると本当に強いですね。

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5月15日は「七時雨賞」。ベストマイヒーロー、シーグランディ陣営に聞く

 いよいよ「岩手競馬クラシック」シーズンに突入する。例年ならばスプリングカップからスタートするが、今年は開催延期により「七時雨賞」が3歳戦線の始まりとなった。
 ロックハンドスターに続くスター候補は、もちろんベストマイヒーロー。2歳三冠を達成し今年、最も注目を集めるのは疑いのないところだ。
 しかしシーグランディも相当なレベル。冬の中央挑戦は2度とも11着に終わったが、その後の成長ぶりが目覚しい。
 今回のテシオ特集はベストマイヒーローを管理する瀬戸幸一調教師、シーグランディ=佐藤雅彦調教師に話を聞いてみた。



■ベストマイヒーロー 瀬戸幸一調教師

―2月19日、JRA・ヒヤシンス賞へ挑戦予定でしたが、キャンセルしました。
那須の教養センターで調整を重ね、最初は順調そのものでしたが、途中で胃潰瘍を患ってしまい、オーナーと相談して水沢へ戻ってきました。繊細なところがあるので、それが原因だと思います。

―3月の馬体検査でベストマイヒーローを見て正直、ビックリしました。毛ヅヤひと息で馬体も寂しく映りました。
あの時は飼い葉を抑えていましたし、胃潰瘍も治っていなかったので最悪の状態でした。ですが、今はしっかり食べて完治したようです。

―門別遠征の併せ馬役を務め、ロックハンドスターをあおったそうですね。
元々、攻め駆けするタイプですが、それにしてもいい感じで動きました。今週(12日)の追い切りは4ハロン53秒台。ラストが13秒を切ったぐらいでタイムは平凡でしたが、今の水沢は砂が深いので納得がいく内容でした。

―初めての1800m戦となります。
それはあまり心配していません。ただ昨年のジュニアグランプリでイレ込んでしまって返し馬で暴走。どうしてもテンションが上がるタイプですから盛岡までの輸送と左回りがどう出るか。気がかりなことはそれに尽きます。

―芝路線を歩んできたシーグランディと2度目の対決となります。
あの時(ジュニアGP)は芝が舞台。今度は盛岡ダート戦ですから未知の部分が多いですし、今日(12日)の追い切りでシーグランディがすばらしい反応を見せていました。不気味なことは不気味ですから、自分の競馬さえできれば結果を出してくれるはずです。


■シーグランディ 佐藤雅彦調教師

―先日、菅原勲騎手が開口一番、“シーグランディがさらに良くなっている”と話していました。
確かに成長していますね。中山の若竹賞はちょっと体がしぼんだ印象でしたが、セントポーリア賞では見違えるほど良くなっていた。わずか1ヶ月で馬が変わったのには驚きました。こんなケースもあるんですね。

―2戦とも11着でしたが…。
ペースが遅く、シーグランディには苦しい流れ。それでも上位馬と上がり的にはさほど変わらなかったので、いい経験になったと思います。

―その後は水沢へ戻ったんですか?
いえ、美浦近くの牧場で休養させました。一応、4月の開幕に合わせて3月14日前後に帰厩する予定でしたが、地震が発生して取りやめ。馬運車もなく、移動するのに10時間以上かかると言われましたので4月中旬まで待ちました。

―2歳№1、ベストマイヒーローとの対決です。
向こうの方が一枚、実力が上でしょう。しかもダートが舞台ですからね。強気のことは言えませんが、ダートもこなせる脚さばきができるようになった。あと調教でも左回りの方が動きがいいので、それが期待どころです。果たして本当にダートをこなせるのか、これからのことを考えても今回のレースは重要な一戦になりそうです。

| テシオ情報局 スペシャル | 17:11 | trackbacks:0 | TOP↑

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岩手から4頭が出走!コスモバルク記念報告

 今週14日(土)から、ついに岩手競馬が再開します。当初予定は5月14日から12月5日(月)までの全90日間。3月11日の東日本大震災、4月7日の余震などにより水沢競馬場の被害が甚大だったため、盛岡競馬場での開催となります。よろしくお願いします。
 それに先立ち、北海道門別競馬場で「第1回コスモバルク記念」が行われ、岩手からロックハンドスター、ゴールドマイン、モエレハナオー、ガッテンモントレーの4頭が参戦しました。今回はその報告をしたいと思います。






 ロックハンドスター、ガッテンモントレーは水沢を3日夜に出発。一方、ゴールドマイン、モエレハナオーの盛岡組も同夜に出発し、青森港で合流。フェリーで津軽海峡を渡り、函館到着。途中、事故のアクシデントが発生し、到着が一時間ほど遅れて門別競馬場入りした。

 北海道三冠馬クラキンコ、岩手三冠馬ロックハンドスターの初対決。またコスモバルク自身の登場などが話題を呼び、午後4時時点で早くも約2000人のファンが訪れていた。

 前売りオッズで単勝1番人気はロックハンドスター、1.6倍。当日、岩手場外でもコスモバルク記念の馬券を発売。地元ファンの応援馬券もあっただろうが、それだけではなかった。
 東日本大震災で東北地方は甚大な被害を受け、岩手競馬も開催をやむなく延期。再開のメドがなかなか立たなかったが、4月29日、岩手県競馬の正副管理者会議で5月14日からの開催が決定。その直後の遠征で、全国からの応援メッセージが込められていたのではないかと思う。
 最終的にもロックハンドスターが単勝3.1倍で1番人気に落ち着いたが、同じオッズでクラキンコが僅差の2番人気に支持された。

 気になったのが岩手勢の馬体重。ロックハンドスターはマイナス10キロの468キロ。ガッテンモントレーがマイナス6キロ、466キロ。この2頭はひとまず許容範囲だったが、ゴールドマインがなんとマイナス30キロ、454キロ!。モエレハナオーがマイナス13キロ、480キロ。長距離輸送の影響がありありと出ていた。

 チェニジアンブルーがレースを引っ張り、クラキンコは絶好の3番手外を追走。ロックハンドスターは1枠に入ったのも災い。「これまで経験したことがない斤量を背負ってダッシュがつかなかった」(菅原勲騎手)ため、外から次々と被せられて中団インからの競馬を強いられたが、2コーナー過ぎに一旦10番手まで下げ、ようやく外に持ち出した。
 モエレハナオーは5番手、ガッテンモントレーは「スタート直後につまづいて」(高松亮騎手)後方3番手。ゴールドマインはその後ろを追走した。

 向正面でロックハンドスターが外からジワジワと前に接近。そこから一気にペースアップしたため、前3頭との差はなかなか詰まらず、4コーナー手前でクラキンコがチェニジアンブルーを交わして先頭。大外を強襲したショウリダバンザイの追撃をクビ差封じて優勝。ロックハンドスターは直線で盛り返したが、0秒7差5着にとどまった。

 以下、ゴールドマイン7着、ガッテンモントレー10着、モエレハナオー14着。地元北海道勢に凱歌が上がったが、岩手からやってきた我々関係者を地元ファンが温かく迎えてくれた。

 また、地方競馬応援ネットワーク・北海道学生愛馬会が中心となり、盛岡から応援に駆けつけた【拾って繋いで】のてるくんといっしょに特設ブースで「岩馬るべ!東北プロジェクト」岩手競馬応援の署名活動を行ってくれた。この場を借りて御礼申し上げます。

 岩手競馬再開まで1週間。行く先々でみなさんから熱い応援、激励をいただき、心から感謝する次第です。それに応えるため、14日からの岩手競馬を何が何でも成功させなくてはならない。岩馬るぞ!岩馬るべ!!

■菅原勲騎手(ロックハンドスター)
「初めて背負った58キロとプロテクター分の1キロを合わせて59キロのハンデがこたえたと思う。スタートダッシュがつかず、次から次へと外から被せられ、自分の競馬ができなかった。それでもラストの伸びは悪くなかったので、それほど悲観はしていない。今回は輸送の影響で体重が減っていたが、体自体はしっかりとしてきたのが収穫。今後、さらに良くなるはずです」

■高松亮騎手(ガッテンモントレー)
「スタート直後につまづいたのが痛かった。それで後方からの競馬となったが、終いはいい脚を使っていた。50キロのハンデかもしれないが、3歳同士の戦いに戻れば好勝負になると思います」

■宮崎光行騎手(ゴールドマイン)
「大幅な体重減が響いたのか、気合いが足りなかったように思います」

■小嶋久輝騎手(モエレハナオー)
「ちょっと前目だったかも。道中、リラックスして走っていたらもう少し上の着順を狙えたかもしれませんね」

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岩手競馬開催へ向けて/熊谷昇調教師のお話&コスモバルク記念に2頭を送り出す櫻田浩三師に聞く

 4月29日、県庁内で岩手競馬の正副管理者会議が行われ、5月14日から岩手競馬が再開できる運びとなりました。本当にありがとうございました。
 今回のテシオ情報局では岩手県競馬調騎会・熊谷昇会長からみなさまへの御礼。そして5月5日、コスモバルク記念(門別)へ挑戦するゴールドマイン、モエレハナオーを管理する櫻田浩三調教師に話を聞きました。

■岩手県競馬調騎会会長・熊谷昇調教師のお話
 いろいろとご心配をおかけしましたが、5月14日の盛岡から岩手競馬の再開開催が決定しました。みなさまのご支援、ご尽力の賜物だと心から感謝いたします。本当にありがとうございました。
 3月11日、思いもかけない大震災に見舞われ、岩手は大被害を受けました。岩手競馬も特別開催を1週間後に控えていましたが、とても競馬どころではありませんでしたし、水沢競馬場、宮古、釜石、三本木場外などの被害状況を知り、あ然としてしまいました。
 この先どうなるか、まったく見えない状態がずっと続き、我々、厩舎サークルは不安の日々を送っていましたが、4月29日の正副管理者会議で競馬再開が決定し、ようやく安堵できたところです。

 被災直後、JRAが岩手競馬へ5000万円の支援金を送っていただきました。この支援もあって平成22年度の収支均衡が何とか保つことができましたし、その後も地全協を始めとして諸団体が様々な支援をしてくれました。この場を借りて御礼を申し上げます。
 我々、調騎会でも競馬本来の目的である災害支援のため、勝利調教師から1レースにつき、いくらかの義援金を集めることを決め、すでに主催者にも表明しています。早急に具体的な中身を詰めたいと思っております。
 今は無事に5月14日の開幕を向かえ、みなさんの期待に応える競馬をできるよう、厩舎サークル一丸となって取り組んでいきますので、応援よろしくお願いします。




■コスモバルク記念に出走するゴールドマイン・モエレハナオーについて/櫻田浩三調教師に聞く
4月30日、ゴールドマイン、モエレハナオーがコスモバルク記念の最終追い切りを消化しました
櫻田浩三師 2頭とも終い重点の単走で追い切りました。ゴールマインは半マイルが54秒2、ラスト1ハロンが13秒0。タイムはそれほどでもありませんが、フットワークの良さが目につきました。
 モエレハナオーは54秒8から13秒7でフィニッシュ。ラストの脚色が鈍りましたが、単走ですからね。これだけ動けば十分だと思います。
 この追い切りで2頭とも気合いが入ってきましたし、特にゴールドマインはいい時の掛かる感じがでてきました。

ゴールドマインはシーズン終了後、前年と同様、山元トレセンで休養したと聞きました
 あそこはリフレッシュするのには最高の場所ですからね。当初は3月12日か13日に盛岡へ戻る予定でしたが、11日、大地震に見舞われました。幸い馬は大丈夫だったようでしたが、輸送機関がズタズタとなり、まったく身動きできない状態。18日にようやく盛岡へ戻ることができました。

ゴールドマインの馬体の張り、すばらしいですね
 昨年もそうでしたが、毛ヅヤ、馬体の張りとも申し分なく、初戦の赤松杯も完勝してくれましたからね。使い込むと腰に疲れが出るタイプなので、むしろ久々の方がいいかもしれません。

今回、北海道遠征は2度目となります
 瑞穂賞では輸送の影響で馬体がしぼんでしまいました。神経質な面があるので輸送が心配ですが、一度経験したので今度は大丈夫だと思っています。

14頭立ての13番枠に入りました
 先に行かなければダメなタイプではないので枠順は関係ないでしょう。ただテンが速い競馬になりますから、それに対応できるかどうかでしょう。あとは走り慣れている宮崎光行騎手の腕に期待します。

モエレハナオーの方はどうでしょう
 元々、詰めに甘いところがありますが、相手なりにやれるのがこの馬のセールスポイントです。ただ今回は相手が相手ですからね。どこまで食い下がれるか、といった感じです。

最後にファンのみなさんに一言をお願いします
 みなさんにご心配をおかけしましたが、ようやく岩手競馬は14日から再開します。何とかいい競馬を見せて岩手に元気を取り戻したいと思っています。

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