2015年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年01月

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◆桐花賞特集③◆=データ 分 析= 第41回 桐  花  賞


  岩手競馬を象徴する古馬伝統の一戦は、ファンの思いも乗せた第41回桐花賞。
今回のテシオ特集は過去6年、09年~14年の結果を基にしたデータ分析。
開催条件はいずれも水沢ダート2000m。

☆ポイント1
3番人気、未連対

 1番人気………〈3201〉
 2番人気………〈0114〉
 3番人気………〈0015〉
 4番人気………〈2112〉
 5番人気………〈0105〉
 6番人気………〈0114〉
 7番人気………〈1005〉
 8番人気………〈0024〉
 9番人気以下…〈00021〉

 単勝平均配当……1271円
 馬単平均配当……2604円
 3連単平均配当24214円

▼1番人気の安定感と相反するように、2番人気0勝2着1回。3番人気は昨年ようやく3着を記録。


☆ポイント2
年齢には左右されない

 3歳……〈312〉
 4歳……〈111〉
 5歳……〈121〉
 6歳……〈110〉
 7歳……〈001〉
 8歳……〈011〉
 9歳……〈000〉
※馬券の対象となる3着以内を集計

▼近年は3歳馬の活躍する桐花賞だが、それは不来方賞馬がその役割をになっていた。ベテランの活躍が少ないのも特徴だが、8歳で連対したのは昨年のナムラタイタン。

☆ポイント3
前走成績とローテーション

◇前走1着馬の成績
    〈4428〉
◆前走が北上川大賞典で入着
    〈0305〉
◆前走が白嶺賞で入着
    〈2215〉
◆前走がA級戦で連対
    〈11210〉
◆前走がB1級戦以下
    〈0022〉
◆前走がダービーGP出走
    〈3000〉

▽データ該当馬
 ナムラタイタン 
 コミュニティ
 ライズライン
 ココロノママニ
 トーホクアロー
 マイネルコランダム
 ブルースイショウ

▼北上川大賞典組より白嶺賞組の活躍が目立つが、今年出走する白嶺賞組は1頭しかいない。
 古馬で桐花賞好走をする条件は、どこを使ってきても、大きな崩れは見せていないということ。前走着外は馬券の対象から外してもいいと、データは語る。

☆ポイント4
出目は1、3、7、9

    1着→2着→3着
 09年 ① → ③ → 10
 10年 ⑨ → ⑦ → 11
 11年 4 → 8 → ①
 12年 ⑦ → ① → 2
 13年 2 → ⑦ → ③
 14年 ⑦ → 5 → ⑨

▽データ該当馬
 ①番枠 イキナヤツ
 ③番枠 ココロノママニ
 ⑦番枠 グッドギアー
 ⑨番枠 トーホクアロー

◎データからの結論
 ◎ナムラタイタン
 ○コミュニティ
 ▲ライズライン
 △ブルースイショウ
 △マイネルコランダム
 △トーホクアロー
データ分析/佐藤公亮
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◆桐花賞特集②◆第41回 桐花賞への道 その2

8月1日 盛岡ダ1600m
第36回 すずらん賞

 すずらん賞から南部杯への道が始まった。1番人気に支持されたのは連覇を狙う盛岡の鬼ランドオウジ。南関東B1から里帰りしたヴェリイブライトが2番人気。
 キーンソードが先手を奪い、2番手にランドオウジ、その外にヴェリイブライト。
 残り800mでキーンソードが一杯となり、替わってランドオウジが先頭。遅れずヴェリイブライトも追走し、直線は2頭のマッチレース。しかしラスト200mでヴェリイブライトがランドオウジを交わすと、あとは独走状態。2着に6馬身差をつけ、再転入初戦でうれしい初重賞を手にした。

9月13日  水沢1600m
第23回 青  藍  杯

 岩鷲賞を完勝したナムラタイタンが2ヵ月の夏休みから復帰。予定どおり青藍賞へ駒を進めた。対するコミュニティはみちのく大賞典を圧勝後、マーキュリーカップで地元最先着7着。平場戦2連勝をマークしてナムラタイタンに戦いを挑んだ。
 外からモズが先手を主張する場面もあったが、1コーナーでナムラタイタンが先頭に立つ。モズは2番手に控え、コミュニティは早々と3番手につける。
 残り600mでモズが一杯となりコミュニティが2番手に進出。3コーナーで3馬身ほどナムラタイタンがリードしていたが、コミュニティが半馬身差まで接近。ナムラタイタンの手が動くシーンもあったが、直線で再び突き放して2馬身半差。ナムラタイタンは来たる南部杯へ向けて好発進を決めた。


11月8日 盛岡ダ1600m
第5回 絆 カ ッ プ

 絆カップを振り返る前に南部杯を取り上げてみたい。単勝1・3倍の圧倒的支持を集めたベストウォーリアが余裕で完勝。堂々2連覇を飾った。そして上位4着までをJRA勢が独占。
 北海道ポアゾンブラックが地方最先着5着を確保したが、あろうことかナムラタイタンは13着。見せ場すらも作れず、生涯4度目の二ケタ着順に沈んだ。
 ナムラタイタンは珍しく装鞍所からイレ込んでいた。いつもは担当厩務員に引っ張られるように歩くのだが、転入後で初めて見る姿。結果も大敗を喫し、暗雲が立ち込めたのは否定できなかった。それを受けた絆カップは正念場の一戦となった。
 しかし杞憂に終わった。逃げたニシノファイターの2番手をピッタリ追走したナムラタイタンは、直線であっさり突き放して完勝。昨年2着の雪辱を胸に、桐花賞1本に絞って調整を進めている。

12月6日  水沢2500m
第38回 北上川大賞典

 岩手競馬の最長距離戦。向正面からスタートし、コースを2周半したところがゴール。コミュニティが単勝1・1倍の圧倒的1番人気。
 外からマイネヴァイザーが主導権を握り、2番手にライズライン、3番手にコミュニティ。
 毎年のことながら前半は超スローペースだったが、今年は例年以上。1300mから1700mの通過ハロンタイムが14秒台に落ちた。
 残り800mから一気にピッチが上がったが、勝負の分かれ目はそこだった。ライズライン=村上忍騎手が後続の動きを見ながら一気にスパート。ラスト4ハロンを12秒1︱11秒8︱12秒2︱13秒3で決められたら後続はひとたまりもなし。
 コミュニティも上がり37秒0の脚で差を詰めたが、3馬身差まで。村上忍騎手の思い切ったプレーが勝利を導いた。
 ライズラインはシアンモア記念優勝後、短距離へ路線変更し早池峰賞2着、岩鷲賞4着。続いて芝に矛先を向けたものの、折り合いがつかず桂樹杯4着、OROカップ7着。低迷を続けていたが、試行錯誤を繰り返す中、長距離戦で復活を遂げた。

| テシオ情報局 スペシャル | 21:59 | trackbacks:0 | TOP↑

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◆桐花賞特集①◆ 第41回 桐花賞への道 その1

4月11日  水沢1600m
第40回 赤  松  杯

古馬重賞戦線の今季第一弾は恒例の赤松杯。年度代表馬ナムラタイタン、桐花賞制したコミュニティ、北上川大賞典2着で健在を誇示モズ、そして岩手2冠馬ライズラインと岩手の顔がずらり。今シーズンを占うにふさわしい面々がそろった。
 例によってモズが先手を主張して2馬身リード。ナムラタイタンは絶好の2番手をキープし、ライズラインは内に包まれながら3番手。コミュニティは後方待機策を採った。
 勝負どころからモズは手をしごいてハナを譲らなかったが、ナムラタイタンは持ったまま。4コーナーで先頭に立ち、あとは0秒2差をつけて完勝。今年も帝王の座はゆるぎないことを証明した。
 2着にはモズが粘り、3着ライズライン。コミュニティも直線猛追したが、先行決着では仕方なし。4着にとどまった。


5月10日 盛岡ダ1600m
第40回 シアンモア記念

 ナムラタイタンは赤松杯のレース中に脚を痛めたことのが判明。大事を取り休養に入った。替わって転入2連勝を飾った同僚ケイジータイタンが1番人気に支持された。
 そのケイジータイタンの機先を制し、大外からライズラインが先手を奪い、3番手に大井から参戦フジノフェアリーがつける。
 快調に飛ばしたライズラインにケイジータイタン、フジノフェアリーが接近を図ったが、直線を向いてライズラインが再度加速。2着フジノフェアリーに3馬身差をつけ、赤松杯の雪辱を見事晴らした。
 ライズラインは2歳二冠、3歳時にも二冠、そして芝交流・オパールカップも優勝。シアンモア記念で通算8つ目の重賞タイトルを獲得。まさに王道を突っ走った。

5月23日 盛岡ダ1800m
第16回 あすなろ賞

 ナムラタイタン、ライズラインが不在ならコミュニティの出番。しかも距離が1800mへ延長されたら鬼に金棒。単勝1・9倍の圧倒的1番人気に支持された。
 モズが楽々と先頭に立ち、後続を引きつけて逃げの手に出る。3番手にランドオウジ、4番手インにコミュニティ。早くも先行グループに取りつけた。
 3コーナーでモズの手応えが怪しくなり、ランドオウジが抜き去ってコミュニティが2番手に進出。直線はランドオウジ、コミュニティの叩き合いかと思ったが、なんとモズが驚異的な粘りを見せて差し返す。内から伸びるモズ、中ランドオウジ、外コミュニティの叩き合いに持ち込まれたが、コミュニティがモズをクビ差制し、待望のシーズン初勝利。赤松杯、シアンモア記念4着のうっ憤を一気に晴らした。


6月21日  水沢2000m
第43回 みちのく大賞典

 岩手古馬の最高峰レース・みちのく大賞典。数々の名勝負、名馬が誕生してきた。
 1番人気はシアンモア記念3着の雪辱を期すケイジータイタン。2番人気にコミュニティ。桐花賞3着ワットロンクンも新たに名乗りをあげ4番人気に支持された。
 モズが逃げ、2番手ケイジータイタン、ワットロンクン4番手イン。コミュニティはスローの流れを見て5番手を追走した。
 坦々としたペースで進んだが、向う正面でコミュニティが外に出して前へ接近。モズ、ケイジータイタンも交わされまいとスパートをかけたが、コミュニティが3~4コーナー中間で先頭。あとは後続を突き放す一方で10馬身差。桐花賞に続くビッグタイトルを手に入れた。

7月5日  水沢1400m
第47回 岩  鷲  賞

 8ヵ月休養から復帰したラブバレットは圧巻の2連勝を飾り、さきたま杯へ遠征。
初グレード挑戦で見せ場を作って4着に善戦。帰郷初戦に岩鷲賞を選んだ。
 一方のナムラタイタンは赤松杯以来の実戦に加え、久々の1400m戦。この初対決は各方面から注目を集めた。
 ラブバレットが内枠から逃げ、ナムラタイタンがぴったりマーク。隊列はほぼ変わらなかったが、内からスルスルとアフリカンハンターが進出。直線で3頭の叩き合いとなったが、ラスト100mでナムラタイタンがグンとひと伸び。後輩たちに貫禄の差を見せつけた。

| テシオ情報局 スペシャル | 16:11 | trackbacks:0 | TOP↑

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競馬ウィークリートピックス (2015年12月17日~12月24日)

岩手競馬では古馬OP重賞「第25回白嶺賞」、その翌日にはゴールデンジョッキーズシリーズ第1戦が開催された。
 JRAでは朝日杯FSが阪神競馬場で行われ、リオンディーズが追い込みを決めて2歳馬の頂点に立った。
 地方競馬では名古屋競馬場で名古屋GP、園田競馬場で兵庫ゴールドトロフィーがそれぞれ開催された。

岩 手 競 馬

◆12月19日(土)
▽第10Rは、第25回白嶺賞(OP、ダ1600m)。逃げを打った1番人気のワットロンクン(村上忍騎手、千葉幸喜きゅう舎)が、先頭を譲ることなく逃げ切り、2着のエーシンシャラクに1馬身半差をつけて重賞初制覇を飾った。勝ち時計は1分41秒6(不)。ハナ差3着に4番人気スフィンクスが入り、2番人気マイネルコランダムは5着。

※詳しいレース回顧は、昨日12月27日のテシオ特集に掲載しておりますので、どうぞご覧下さい。

◆12月20日(日)
▽第9RはC1級四組(ダ1600m)。道中7番手の外を追走したルチオアンファン(菅原俊吏騎手、工藤裕孝きゅう舎)が、集団を引っ張ったパープルベスト、ラチャを差し切り、2着ラチャに半馬身差をつけ勝利をつかんだ。勝ち時計は1分50秒(不)。

▽この勝利により、菅原俊吏騎手は地方競馬通算600勝を達成。

▽第10Rはゴールデンジョッキーズシリーズ第1戦(C1級、ダ1400m)が行われた。道中イン5番手で脚をためた阿部英俊騎手&グエンザップ(千葉幸喜きゅう舎)が、勝負どころで反応よく動き、菅原俊吏騎手&セイントヴィグラス、南郷家全騎手&マイネルスコープとの追い比べを制し、馬場外目を追い込んだ山本聡哉騎手&アーノルドツヨシの追撃をクビ差抑えて快勝。勝ち時計は1分29秒4(不)。

優勝騎手コメント
 阿部英俊騎手
「ケガから復帰後、初特別制覇ですから素直にうれしいですね。前走、強い勝ち方をした馬なので自分がちゃんと乗れば勝てると自信を持って臨みました。 1枠に入って内に包まれる競馬になりましたが、それを跳ね返すのだから本当に強い。
この勝利でいい流れになりましたから、今後もうまく乗ってボーナスを手にしたいと思っています」
▽第1戦終了時点の成績
 1 位 阿部 英俊 騎手 20 点
 2 位 山本 聡哉 騎手 15 点
 3 位 南郷 家全 騎手 13 点
 4 位 菅原 俊吏 騎手 11 点
 5 位 関本  淳 騎手 10 点
 6 位 村上  忍 騎手 6 点
 7 位 山本 政聡 騎手 5 点
 8 位 齋藤 雄一 騎手 4 点
 9 位 木村  暁 騎手 3 点
 10 位 高松  亮 騎手 2 点
 11 位 坂口 裕一 騎手 1 点
 11 位 陶  文峰 騎手 1 点

▽「ゴールデンジョッキーズシリーズ」日程
 第2戦 平成27年12月29日(火)
 第3戦 平成28年1月10日(日)

◆12月21日(月)
▽桐花賞ファン投票の結果が発表された。
【総投票数6427票】
1位 ナムラタイタン   961票
2位 コミュニティ    909票
3位 ライズライン    453票
4位 モズ        416票
5位 ラブバレット    308表
6位 レジェンドロック  162票
7位 クロワッサン    152票
8位 シャーク      150票
9位 ココロノママニ   137票
10位 トーホクアロー   132票
11位 マイネルコランダム 123票
12位 シルクアーネスト  112票
■競馬専門紙記者推薦馬(2頭)
ブルースイショウ
ビッグバンドジャズ

※明日から大晦日までのテシオ特集は、「第41回桐花賞」をクローズアップ。ぜひご覧下さい。

地 方 競 馬

◆12月23日(水)
▽名古屋競馬場で第15回名古屋グランプリ(JpnⅡ、ダ2500m)が行われ、2周目の勝負どころで前に並びかけた2番人気アムールブリエ(浜中俊騎手、栗東・松永幹夫きゅう舎)が、持ったままで抜け出し、先頭に立っていたニホンピロアワーズを捕えて、1馬身差をつけ優勝。勝ち時計2分45秒7(稍)。

▽このレースに参戦していたコスモフィナンシェ(関本浩司きゅう舎)は12着に終わった。

◆12月24日(木)
▽園田競馬場で第15回兵庫ゴールドトロフィー(JpnⅢ、ダ1400m)が行われ、中団でレースを進めた1番人気レーザーバレット(戸崎圭太騎手、美浦・萩原清きゅう舎)が、一旦先頭に立っていたドリームバレンチノを振り切り、0秒1差をつけ優勝。勝ち時計は1分26秒0(不)。

▽このレースに参戦を予定していたラブバレット(菅原勲きゅう舎)は左後肢挫跖のため出走を回避した。

| テシオ情報局 スペシャル | 16:58 | trackbacks:0 | TOP↑

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=レース回顧= 第25回 白 嶺 賞

12月19日
第25回 白  嶺  賞(OP、水沢1600m)

単勝1番人気ワットロンクン1・6倍、2番人気マイネルコランダム5・5倍、3番人気エアカーネリアン9倍。以上3頭が単勝ひと桁。1着馬から3着馬には、シーズンフィナーレを飾るマイル重賞・トウケイニセイ記念(1月11日)の優先出走権が与えられた。
 好スタートを決めたワットロンクンがすんなりハナに立ち、その外にエーシンシャラクがつけ、芦毛2頭が主導権を握った。
 3番手外にエアカーネリアン、内にテイクエイム。続いてボストンリョウマ、シルクアーネスト、ビッグバンドジャズ、内にドリームカトラス。後方3番手にスフィンクスが待機し、デュアルスウォード、最後方にマイネルコランダム。
 スタートから12秒7-12秒0-12秒7-13秒1-12秒1-12秒3-13秒0。前半3ハロン37秒4、上がり3ハロン37秒4とまったく同じタイムだが、オープン戦のペースとしては明らかにスロー。先行有利の流れとなった。
 快調に逃げるワットロンクン、2番手エーシンシャラクの隊列は変わらず、後方からスフィンクスが残り600m地点からスパート。直線を向いてもワットロンクンのスピードは衰えず、後続に1馬身半差をつけてゴール。
2015Hakurei.jpg


2着争いはエーシンシャラクが粘るところ、大外から鋭くスフィンクス、中からボストンリョウマもジワジワと伸びてきたが、エーシンシャラクがスフィンクスの追撃をハナ差しのいで2着を死守した。
 ワットロンクンは父クロフネ、母コパノベンザイテン、母父アドマイヤベガの牡4歳馬。
 デビューは一昨年11月、門別1200m戦2着。直後に岩手へ転入して2連勝を飾り、南関東へ移籍。アッサリ3連勝をマークし、自身の連勝を5に伸ばした。
 続いて羽田盃トライアル・クラウンカップ4着、東京ダービートライアルで3着を確保したが、3ヵ月休養。黒潮盃で戦列復帰したものの13着に沈み、3ヵ月半の休みを経て岩手へ里帰りした。
 初戦はB1編入と格付けにも恵まれて6馬身差で逃げ切り圧勝。その結果から桐花賞へ駒を進め、コミュニティ、ナムラタイタンに次いで3着。水は開けられたが、トップ相手にも通用のメドを立ててシーズンを終了した。
 今季始動は5月にずれ込んだが、3馬身差で逃げ切り、伝統のみちのく大賞典へ挑戦。4番人気4着を確保したが、2ヵ月リタイア。
 順調さを欠いたのが痛かったが、復帰2戦目を快勝。JpnⅠ・南部杯は12着だったが、地元同士のA級戦を6馬身差で圧勝。栗駒賞で1番人気に支持され、逃げたエゴイストの2番手から4角手前で先頭。勝ちパターンに持ち込んだと思ったが、スフィンクスの大外強襲に屈して2着。今回はその雪辱を胸に、必勝態勢で臨んだ。
 この勝利がワットロンクンにとって初の重賞制覇。白嶺賞で弾みをつけて、最大目標のトウケイニセイ記念へと向かう予定だ。

◆ジョッキー談話◆

優勝・ワットロンクン
 村上忍騎手
「前回(栗駒賞)で皆さんの支持を集めながら勝つことができなかったが、今回は得意のマイル戦なので自信を持って臨みました。
 脚質的にマークされるのは仕方なし。ワットロンクンの力を信じて乗りました。
 ここを勝ってトウケイニセイ記念に臨むのと、負けて臨むのでは気持ち的にもまったく違う。重賞初制覇でトウケイニセイ記念を迎えるのは心強いことです。当初からの目標だったレースでも、いい競馬をお見せしたいと思います」

2着・エーシンシャラク
 高松亮騎手
「岩手では短距離をメインに使われてマイルは久々でしたから、無理に仕掛けることなく、大事に乗りました。ペースが遅かったのも幸いしたが、マイルをこなせる手応えをつかみました。トウケイニセイ記念は水沢1600m2度目になるので、今回の経験は大きいと思います」

3着・スフィンクス
 坂口裕一騎手
「ペースが遅いのは分かっていましたが、早めに動くと甘くなりますから前半は脚を貯める競馬に徹しました。今回は3着でしたが、展開一つでいい競馬ができるはず。状態も前回より良くなっていました」

4着・ボストンリョウマ
 南郷家全騎手
「最近は体が絞れず重かったかもしれませんね。今日は道中の手応えも上々でしたし、直線でもいい感じで伸びてくれましたが、前の2頭が止まらなかった」

| テシオ情報局 スペシャル | 09:43 | trackbacks:0 | TOP↑

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競馬ウィークリートピックス (2015年12月10日~12月16日)

岩 手 競 馬
◆12月13日(日)
▽第14回寒菊賞(2歳、ダ1600m)が行われ、2番手でレースを進め、勝負どころで先頭に立った4番人気イチダイ(菅原俊吏騎手、板垣吉則きゅう舎)が、直線で後続を突き放し、2着ディックカントウに4馬身差をつけ優勝。勝ち時計は1分42秒6(不)。

▽この勝利により板垣吉則調教師は、岩手競馬所属調教師の年間最多勝利記録を更新する快挙を達成。
 これまでは故・小西善一郎調教師が、1970年に記録した年間113勝が最高だったが、寒菊賞の勝利により、板垣吉則調教師は今シーズン114勝目。実に45年ぶりの記録更新となった。

※第14回寒菊賞の詳しいレース回顧及び、新記録を達成した板垣吉則調教師のインタビューは、明日のテシオ特集に掲載いたします。

◆12月14日(月)
▽第3RはC2級四組戦(ダ1400m)。道中6、7番手で競馬をして、勝負どころで先頭集団を捕まえたマイネルラヴィーン(高松亮騎手、佐藤雅彦きゅう舎)が直線で抜け出し、2着ソラニサクハナに1馬身差をつけて勝利。勝ち時計1分30秒7(不)。
 この勝利で高松亮騎手は、地方競馬通算800勝を達成した。


J  R  A
◆12月13日(日)
▽阪神競馬場で阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳牝、GⅠ、芝1600m)が行われ、好スタートから3番手に控え、直線入り口で先頭に立った1番人気メジャーエンブレム(C・ルメール騎手、美浦・田村康仁きゅう舎)が、後続を突き放して2着10番人気ウインファビラスに2馬身差をつけ優勝。勝ち時計は1分34秒5(良)。

▽鞍上のC・ルメール騎手は、JRA所属の騎手となってからは初めてのJRA・GⅠ制覇となった。


地 方 競 馬
◆12月15日(火)
▽園田競馬場でゴールデンジョッキーカップが行われ、岩手から村上忍騎手が参戦した。第1戦は12頭立て8着、第2戦は12頭立て2着、第3戦は12頭立て10着。
 優勝は岩田康誠騎手。村上忍騎手は第8位だった。
2015園田GJ 集合写真


◆12月16日(水)
▽川崎競馬場で第66回全日本2歳優駿(JpnⅠ、2歳・ダ1600m)が行われ、
中団でレースを進め、勝負どころで3番手まで上がった1番人気サウンドスカイ(戸
崎圭太騎手、佐藤正雄きゅう舎)が、直線で抜け出し、大外から追い上げた2番人気
レガーロに1馬身半差をつけ優勝。勝ち時計は1分43秒1(稍)。

▽勝ったサウンドスカイは、父ディープスカイ、母アンジェラスキッス、その父GoneWestという血統。
 芝2戦後、ダート路線に転向。負け無しの4連勝で見事JpnⅠ制覇を果たした。
また、父ディープスカイにとっても、産駒のJpnⅠ勝利は初じめて。

海 外 競 馬
◆12月13日(日)
▽香港・シャティン競馬場で香港カップ(3歳上、GⅠ、芝2000m)が行われた。エイシンヒカリ(武豊騎手、栗東・坂口正則きゅう舎)が逃げを打ち、レースの流れを作る。直線に入ってエイシンヒカリは後続を突き放し、そのままゴールまで逃げ切って優勝。勝ち時計は2分00秒60。01年のアグネスデジタル以来、14年ぶり4度目の日本馬による本レース優勝を果たした。
 また、2着には内を突いて脚を伸ばしたヌーヴォレコルトが入り、日本勢のワンツーフィニッシュとなった。他の日本勢ステファノスは10着、サトノアラジンは11着だった。

▽香港カップ同様に、シャティン競馬場で香港マイル(3歳上、GⅠ、芝1600m)も行われ、道中は中団で競馬をしたモーリス(R・ムーア騎手、美浦・堀宣行級舎)が、直線に入って昨年の覇者エイブルフレンドを振り切って、さらに内から伸びて一旦先頭に立っていたジャイアントトレジャーも差し切り優勝。05年のハットトリック以来、10年ぶり3度目の日本馬による優勝を果たした。勝ち時計は1分33秒92。

▽勝ったモーリスは牡の4歳馬で、父スクリーンヒーロー、母メジロフランシス、母父カーネギーという血統。今年の安田記念、マイルCSに続きGⅠ3連勝。通算成績は13戦8勝、うち重賞4勝。

| テシオ情報局 スペシャル | 16:29 | trackbacks:0 | TOP↑

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=データ分析=  第25回 白 嶺 賞

今回は過去6年の白嶺賞の結果を元にしたデータ分析。開催条件は全て水沢ダート1600m。
なお。このレースの1着~3着馬には、トウケイニセイ記念(2016年1月11日)の優先出走権が与えられる。

☆ポイント1
荒れる白嶺賞

 1番人気………〈1032〉
 2番人気………〈0213〉
 3番人気………〈0006〉
 4番人気………〈2004〉
 5番人気………〈0213〉
 6番人気………〈1005〉
 7番人気………〈1105〉
 8番人気………〈0004〉
 9番人気………〈0005〉
 10番人気以下…〈1019〉

 単勝平均配当………1380円
 馬単平均配当……23242円
 3連単平均配当144646円

▼OP重賞でも伏兵の台頭が目立つのが白嶺賞の特徴。10番人気以下で1勝を記録していたりと、ひと筋縄ではいかない。

☆ポイント2
奇数年齢が活躍

 3歳………〈301〉
 4歳………〈030〉
 5歳………〈102〉
 6歳………〈022〉
 7歳………〈210〉
 8歳………〈001〉
※馬券の対象となる3着以内を集計

▼荒れる白嶺賞だが、狙って面白ろいのは奇数年齢。とくに3歳馬の活躍が目立っている点に注目したい。

☆ポイント3
牝馬2勝と健闘

 牡 馬〈454〉
 牝 馬〈211〉
 セン馬〈001〉
※馬券の対象となる3着までを集計

▼OP重賞において牝馬2勝は活躍している部類だろう。ポイント4でその共通点を分析する。

☆ポイント4
牝馬2勝の共通点は

◇10年優勝
 ダイメイジュエリー 1‌1‌1‌1
◇11年優勝
 ベルモントダイヤ  1‌1‌1‌1

▼牝馬優勝はどちらも、逃げ切りで波乱を演出。スピードで押し切るタイプを狙ってみる手か。

☆ポイント5
活躍馬の前走

◇A級戦…………7頭
◇栗駒賞…………5頭
◇3歳重賞………4頭
◇北上川大賞典…1頭
◇休み明け………1頭

▼A級特別(平場)から参戦の場合は3着以内。栗駒賞3着以内の馬の好走は12年13年で記録されており、ステップレースとしての重要性は高まっている。北上川大賞典からの馬券対象は、10年名うての水沢巧者ゴールドマイン。

▽データ該当馬
 ○栗駒賞3着以内
   エーシンシャラク
   スフィンクス
   ワットロンクン

◎データからの結論
 近年の栗駒賞組の活躍と奇数年齢から、エーシンシャラクをデータ分析いち押しとした。

 ◎エーシンシャラク
 ○ワットロンクン
 ▲スフィンクス
 △ビッグバンドジャズ
 △エアカーネリアン

データ分析/佐藤公亮

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=レース回顧= 第38回 北上川大賞典

12月6日
第38回 北上川大賞典
(OP、水沢2500m)

 舞台は何度か水沢、盛岡と移ったが、12月初旬の水沢2500mに固定されて今年で5回目を迎える。
 1番人気コミュニティ1・1倍、2番人気ライズライン6・7倍。この2頭だけが単勝ひと桁配当。
 大外からマイネヴァイザーがハナを主張し手綱をがっちりと抑える。2番手にライズライン、3番手外にコミュニティ。
 4番手内ロードロックスター、外シルクアーネスト、中団インにシェイプリー。ブルースイショウは7番手外をキープし、以下エアラギオール、ラブブレイブ、アクロスジャパン、最後方にイグゼキュティヴ。
 スタートから7秒1-13秒2-13秒8-13秒0-13秒2-12秒8-14秒6-14秒3-14秒0-12秒1-11秒8-12秒2-13秒3。
 岩手最長距離2500m戦・北上川大賞典は毎年のようにスローの流れだが、今年はさらに顕著。1周目スタンド前からガクンと減速。1300mから1900mをハロン14秒台で通過し、完ぺきな上がり勝負に持ち込まれた。
 2周目2コーナー過ぎまでマイネヴァイザーが先頭をキープしたが、残り800m地点からライズラインがスパート。一瞬のうちに抜け出し3コーナーで早くも5馬身リード。この賭けがズバリとはまった。上がり4ハロン49秒7-3ハロンは37秒3。これはライズラインの2週追い切りタイムとほぼ同じだった。
 レース後、村上忍騎手が記者との雑談で「追い切りどおりの競馬ができた」と語ったが、上がり37秒3を使い、なおかつ3ハロン標識で5馬身ほど後続を離していれば勝利を確信したのも当然だった。
 コミュニティも早めにスパートをかけ、ゴールでは確実に差を詰めたが、ライズラインが3馬身で押し切って完勝した。
 ライズラインはスクリーンヒーローの初年度産駒。重賞勝ち馬第1号となったが、同期のモーリスが春秋マイルGⅠ・安田記念、マイルチャンピオンシップを連勝して一気にブレイク。ほかにもゴールドアクター(アルゼンチン共和国杯)、グァンチャーレ(シンザン記念)など活躍馬が続々と誕生している。
 ライズラインも2歳時に若駒賞、南部駒賞の2歳二冠を制し、3歳時には岩手ダービー・ダイヤモンドカップ、不来方賞の二冠に加え、芝交流・オパールカップを優勝。
 今年は春のマイル王・シアンモア記念を制し、古馬のビッグタイトルを獲得。まさに岩手の王道を歩み続けてきた。
 しかし早池峰賞2着、岩鷲賞4着と短距離戦戦では伸びを欠き、芝に矛先を求めたが、桂樹杯、OROカップで折り合いを欠いて直線失速。表現は適切でないかもしれないが、歯車が狂った印象もあった。
 それを受けての前走・絆カップは中団のまま5着。折り合いが不安材料だったが、ひとまずそれ自体はクリアーした格好で、北上川大賞典を迎えた。
 ただ今回の舞台は長丁場2500mが舞台。毎年スローの流れ必至ゆえ、折り合いつくか否か―がネックだった。
 後述する村上忍騎手のコメントを読んでほしいが、前半は折り合いに専念し、上がり勝負に持ち込んだのが最大勝因。同騎手の好判断、好プレーが光った。
 思い出すのは1986年、春の天皇賞を制したクシロキング鞍上の岡部騎手談話。距離に不安があったクシロキングが、3200mを克服できたのは「マイルの競馬を2回走る競馬をさせればいい」だった。
 村上忍騎手は今回の勝利で4度目の北上川大賞典制覇。「次走予定は桐花賞です」と千葉幸喜調教師。

◆ジョッキー談話◆
優勝・ライズライン
 村上忍騎手
「シアンモア記念以降、白星から遠ざかっていたのでとてもうれしい。普段から調教でも乗っている馬ですから、喜びもひとしおです。
 春時点でスタッフと話し合い、まだ若い馬なので適性を探りながら、いろんな条件を試してきた。結果、今回は2500mを使うことになったが、カギは折り合いだけ。
 途中で抑え切れなくて先頭に立つかと思うところもあったが、何とか我慢してくれました。
 残り800mからスパートをかけたのはイメージどおり。3コーナーで後ろを確認したら、かなりリードがあったので大丈夫だなと。久し振りにライズラインらしい競馬ができました。
 折り合いをつけるためにいろんな道具を試してみたり、調教でもいろんなパターンにトライしてこのレースに臨みましたが、結果が出て非常に満足しています」
2着・コミュニティ
 山本政聡騎手
「残り800mでいきなりピッチが上がって、ついて行けなかった。上がり37秒台の競馬になってしまったら、さすがに厳しいですね」
3着・ブルースイショウ
 高松亮騎手
「もっと流れると思ったが、完全にスローに落とされた。ですが、終いはしっかり脚を使って伸びていましたから長距離向きだと思います」

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=データ分析= 第14回 寒 菊 賞

新年1月2日の明け3歳重賞「第42回金杯」へと続く、「第14回寒菊賞」。今回のデータ分析は過去6回の寒菊賞の結果を基とした。開催条件は全て水沢1600m。


☆ポイント1
1番人気、勝率100%

 1番人気………〈6000〉
 2番人気………〈0222〉
 3番人気………〈0114〉
 4番人気………〈0123〉
 5番人気………〈0014〉
 6~8番人気…〈00018〉
 9番人気………〈0205〉
 10番人気以下…〈00011〉

 単勝平均配当………128円
 馬単平均配当……1340円
 3連単平均配当11605円


☆ポイント2
牡馬優勢の流れ
※馬券の対象となる3着以内を集計
 牡 馬〈526〉
 牝 馬〈140〉


☆ポイント3
優勝馬の共通点
○09年 ダイメイジュエリー
     →プリンセスC優勝
○10年 シーグランディ
     →若鮎賞優勝
     →ジュニアGP3着
○11年 エスプレッソ
     →若駒賞・知床賞2着
○12年 ロックハンドパワー
     →若駒賞優勝
○13年 ラブバレット
     →若駒賞・南部駒賞2着
○14年 スペクトル
     →若駒賞・南部駒賞2着

▽データ該当馬
 スクリーンハッピー
  →若駒賞3着
 サプライズハッピー
  →若駒賞2着
   プリンセスC優勝

▼優勝馬は近4走で、重特路線(11年以降はすべて重賞)3着以内。


☆ポイント4
2着馬の共通点

○09年 セイントネイティブ
○10年 セリトスガッテン
○11年 ウエディングサクラ
○13年 アオチャン

▼近4走以内でホープフル競走(JRA認定戦)で連続3着以上。
▽データ該当馬
 ウマノジョー


☆ポイント5
騎手で狙う

○09年 寒菊賞
    菅原勲→阿部英→山本政
○10年 寒菊賞
    菅原勲→小林俊→山本政
○11年 寒菊賞
    斎藤雄→山本政→村上忍
○12年 寒菊賞
    村上忍→斎藤雄→高橋悠
○13年 寒菊賞
    斎藤雄→小林俊→高橋悠
○14年 寒菊賞
    山本政→高橋悠→南郷家

▽相性のよい騎手は…
 村上  忍 騎手〈101〉
  →シーザドナルド
 斎藤 雄一 騎手〈210〉
  →リュウノラブ
 山本 政聡 騎手〈112〉
  →ディックカントウ


☆ポイント6
騎乗成績2勝以上

○09年 寒菊賞
    ①菅原勲〈2000〉
    ③山本政〈2022〉
○10年 寒菊賞
    ①菅原勲〈2101〉
    ②小林俊〈2210〉
    ③山本政〈2211〉
○11年 寒菊賞
    ①斎藤雄〈3303〉
    ③村上忍〈3103〉
○12年 寒菊賞
    ①村上忍〈3101〉
    ②斎藤雄〈2012〉
○13年 寒菊賞
    ②小林俊〈3010〉
○14年 寒菊賞
    ①山本政〈3100〉

▽騎乗成績2勝以上は…
 菅原辰&サンエイホープ
 南郷家&チャイヨー
 大坪慎&ツネオー
 山本聡&サプライズハッピー

◎データからの結論
 データ的に今年は牝馬優勢。
◎サプライズハッピー
○スクリーンハッピー
▲ウマノジョー
△サンエイホープ
△ツネオー
△チャイヨー

データ分析/佐藤公亮

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競馬ウィークリートピックス(2015年12月3日~12月9日)

岩手競馬では古馬重賞の頂点レースのひとつ「第38回北上川大賞典」が11頭で争われた。伝統の長距離戦を制したのは、折り合いを不安視されたライズライン。手綱をとった村上忍騎手にとっては4度目の制覇。
 
 JRAではダートGⅠ「第16回チャンピオンズカップ」が中京競馬場で行われた。優勝したのは12番人気でミルコ・デムーロ騎手騎乗の牝馬サンビスタ。昨年のJBC@盛岡で牝馬ダートの頂点に立った彼女が、1年後は日本一の称号を手にした。

 地方競馬では、船橋競馬場を舞台に「第61回クイーン賞」が行われた。


岩 手 競 馬

◆12月6日(日)
▽第38回北上川大賞典(3歳上、ダ2500m)が行われ、2番手でレースを進め、2周目3コーナー手前で先頭に立った2番人気のライズライン(村上忍騎手、千葉幸喜きゅう舎)が、そのままゴールまで押し切り、2着で1番人気コミュニティに3馬身差をつけ優勝。勝ち時計は2分45秒4(不)。
 勝ったライズラインは、父スクリーンヒーロー、母イージーラヴァー、その父Alwasmiという血統。重賞は今年5月のシアンモア記念以来で、通算9勝目。
※詳しいレース回顧は、12月14日のテシオ特集に掲載予定です。

◆12月8日(火)
▽岩手競馬所属騎手12名がその腕を競い合う『ゴールデンジョッキーズシリーズ』の出場騎手が決定。

 山本 聡哉 騎手(第1位)
 村上  忍 騎手(第2位) 
 山本 政聡 騎手(第3位) 
 高松  亮 騎手(第4位) 
 斎藤 雄一 騎手(第5位) 
 菅原 俊吏 騎手(第6位) 
 関本  淳 騎手(第7位) 
 坂口 裕一 騎手(第8位) 
 陶  文峰 騎手(第9位) 
 阿部 英俊 騎手(第10位) 
 南郷 家全 騎手(第11位) 
 木村  暁 騎手(第13位) 

※リーディング順位は第8回水沢競馬終了時点のもの。
※リーディング第12位高橋悠里騎手は韓国で期間限定騎乗により出場できないため、同13位の木村暁騎手が繰り上がり出場。
※やむを得ない事情により出場騎手が変更となる場合があります。

▽シリーズ日程
 第1戦 15年12月20日(日)
     C1級・水沢1400m
 第2戦 15年12月29日(火)
     B2級・水沢1600m
 第3戦 16年1月10日(日)
     B1級・水沢1900m

◆岩手競馬・遠征情報
▽12月15日(火)
 村上忍騎手
  ゴールデンジョッキーズカップ
   園田競馬場(兵庫県)

▽12月20日(日)
 レジェンドロック
  名古屋日刊スポーツ杯
   (3歳上1000万下、
        中京芝2200m)

▽12月23日(祝水)
 コスモフィナンシェ
  第15回名古屋グランプリ
   (JpnⅡ、3歳上
       名古屋2500m)

▽12月24日(木)
 ラブバレット
  第15回兵庫ゴールドトロフィー   (JpnⅢ、3歳上
        園田1400m)


J  R  A

◆12月6日(日)
▽中京競馬場でチャンピオンズカップ(3歳上、GⅠ、ダ1800m)が行われ、先団の後ろでレースを進めた12番人気サンビスタ(牝6、M・デムーロ騎手、栗東・角居勝彦きゅう舎)が、直線で先行各馬を交わして抜け出し、最内を突いて伸びてきたノンコノユメに1馬身半差をつけ優勝。勝ち時計は1分50秒4(良)。
 
▽勝ったサンビスタは、父スズカマンボ、母ホワイトカーニバル、その父ミシルという血統。牝馬による本レースの優勝は、旧名称のジャパンカップダートも含め史上初。

▽ミルコ・デムーロ騎手はJRA・GⅠ13勝目。ダート重賞は初優勝。

▽角居勝彦調教師はJRA・GⅠ22勝目。JRA重賞は65勝目。

▽スズカマンボ産駒によるJRA・GⅠ制覇は、メイショウマンボによる13年のオークス、秋華賞、エリザベス女王杯に次ぐ通算4勝目。


地 方 競 馬

◆12月9日(水)
▽船橋競馬場でクイーン賞(3歳上牝、JpnⅢ、1800m)が行われ4番人気ディアマイダーリン(牝3、美浦・菊沢隆徳きゅう舎)がトロワボヌールとの競り合いをクビ差制し初ダート初重賞制覇。勝ち時計は1分53秒6(良)。岩手から遠征のツリーハウス(牝3、水沢・佐藤祐司きゅう舎)は健闘したが14着。

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=レース回顧= 第32回 プリンセスカップ

11月30日
第32回 プリンセスカップ
(2歳牝、地方全国交流、JRA認定、水沢1400m)


 単勝1番人気ラプレシオーサ2・8倍、2番人気シグラップエリー4・4倍、3番人気ミスミランダー5・4倍、4番人気サプライズハッピー6・2倍、マラドーナスピン6・3倍。以上がひと桁配当。戦前から実力伯仲の評価だったが、単勝人気にも如実に表れていた。
 シグラップエリーが手をしごいて先手を主張したが、枠差もあってマラドーナスピンが逃げ、2番手シグラップエリー、3番手外にミスミランダー。4番手インにシャイニーネーム、5番手外にエムティーシャトル、内にサプライズハッピー。7番手外ラプレシオーサがつけ、以下ソロフライト、ダンストーンラヴ、ツリーナッツヒメ。スタートであおったリュウノラブがポツンと最後方。
 スタートから12秒4-12秒0-13秒5-12秒5-12秒8-12秒8-12秒9。1コーナーで13秒台に落ち、ほぼスローの流れ。
 向正面、外からラプレシオーサがスパートをかけ、3コーナーで先陣3頭に接近。サプライズハッピーはワンテンポ遅らせて仕掛け、4コーナーで射程圏に入れる。
 直線に入って内で粘るマラドーナスピン、中シグラップエリー、外ミスミランダーが横一線で並び、残り50mでミスミランダーが先頭に立ったのもつかの間、外からラプレシオーサ、さらに大外からサプライズハッピーが強襲。3頭接戦のままゴールに突入したが、サプライズハッピーがラプレシオーサをハナ差捕えて優勝した。

2015Princess1.jpg
サプライズハッピー(写真右) photo/横川典視

 サプライズハッピーは父ゴールドアリュール、母ハナマル、母父アグネスタキオンの牝2歳馬。
 デビュー戦の芝1000m戦を快勝し、2戦目の水沢1300m、芝重賞・若鮎賞と連続2着だったが、4戦目のビギナーズカップ(水沢1400m)を5馬身差で圧勝。初重賞を手にした。 
続くジュニアグランプリはゲート難を見せて6着に敗れたが、若駒賞はメジャーリーガーの1馬身差の2着にまとめ、今回のプリンセスカップへ臨んだ。
 2週前の南部駒賞はメジャーリーガーが制し、今回はサプライズハッピーが優勝。2歳交流重賞で岩手勢が2連勝を飾り、上昇ムードは明らか。終盤の重賞・寒菊賞、2歳三冠目・金杯も非常に楽しみになった。
 なお『グランダム・ジャパン2015』第5戦にも組まれたプリンセスカップの結果から、モダンウーマン30ポイント(P)、ミスミランダー24P、シャイニーネーム14P、サプライズハッピー10P、ラプレシオーサ9Pとなった。

◆ジョッキー談話◆

優勝・サプライズハッピー
 山本聡哉騎手
「勢いがあったので直線半ばぐらいで勝てたかなと思いましたが、結果はハナ差。相手(ラプレシオーサ)も強い馬ですね。
 スタートがあまりうまくないので位置取りは考えないで出たなり。距離ロスのないように心がけました。
 有力馬が動いたのを見てワンテンポ遅らせてスパート。勝負どころで激しくなった分、サプライズハッピー向きの展開になったかもしれませんね。
 今回、いい上がりを使ってくれましたから、これからも好勝負ができる確信を持ちました」
2着・ラプレシオーサ
 服部茂史騎手
「中央挑戦2度目もそうでしたが、ゲート内で落ち着きがなかった。ペースが遅かったので早めに動くしかなかったが、馬群の外から上がっていった分、最後ハナ差負けになったんでしょう。よく頑張っていただけに2着は悔しい」
3着・ミスミランダー
 吉井友彦騎手
「前回(ラブミーチャン記念)は出遅れて後方からの競馬だったが、今回はいいスタートが切れて3番手をキープできた。ゆったりとしたペースで最高の流れ。後ろの動向を見ながら仕掛けもベストだったと思いましたが、先着2頭が強かった。ですが、あの位置でも競馬ができたのは収穫でした」
4着・シグラップエリー
 村上忍騎手
「ペースがさほど速くなく、いい感じて行けたと思います。ただ経験が浅い馬ですからね。最後はキャリアの差が出たかもしれませんね」
5着・エムティーシャトル
 阿部龍騎手
「道中スムーズに運べて手応えもありましたが、直線で前が壁になって脚を余す形になりました」
6着・マラドーナスピン
 井上俊彦騎手
「仕掛けていくことなく楽に先手が取れましたし、マイペースに持ち込めましたが、コーナーで外に張っていた。小回りでコーナー4つの競馬が合わなかったかも」

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競馬ウィークリートピックス(2015年11月26日~12月2日)

岩 手 競 馬
◆11月26日(木)
▽笠松1400mを舞台に地方競馬全国交流「第11回笠松グランプリ」が行われ、岩手から遠征したラブバレット(牡4歳 菅原勲きゅう舎所属)が優勝。賞金1000万円を手にした。
2015KasamatsuGrandPrix1.jpg

 単勝1番人気(1・5倍)に支持されたサトノタイガーは逃げたトップフライヤーの2番手をキープ。ラブバレットは出遅れ気味のスタートだったが、4番手を追走。常にサトノタイガーを射程圏に入れてレースを進めた。
 3コーナーでサトノタイガーが馬なりで先頭に立ち、すかさずラブバレットは接近。サトノタイガーの外に馬体を併せ、4角手前で先頭。内で粘るサトノタイガーとの叩き合いに持ち込み、残り100mで突き放してゴール。
 サトノタイガーは昨年、JBCスプリント(盛岡)でドリームバレンチノのクビ差2着に健闘。NARグランプリ・最優秀短距離馬に選出され、今年の大井・JBCスプリントでも地方最先着6着。
 ラブバレットはその強豪相手に1馬身半差で完勝で価値ある勝利。
 また岩手所属馬が遠征交流で勝ったのは2006年、エーデルワイス賞(GⅢ 旭川)のパラダイスフラワー以来の快挙となった。

 山本聡哉騎手
「前回(絆カップ)に続いて2度目の騎乗ですが、比べ物にならないぐらい状態が良くなっていました。
 スタートで若干後手を踏みましたが、サトノタイガーを見る形で進めるのは予定どおり。早めに動いたのは笠松は直線が短いから。3コーナーでちょっともたつきましたが、最後までしっかり伸びてくれた。
 ラブバレットもそうですが、自分自身も遠征での交流重賞制覇は初めて。馬と関係者のみなさんのおかげです。ありがとうございました」

 菅原勲調教師
「輸送は浦和で経験していましたから大丈夫だろうとは思っていました。あえて不安があるとすれば浦和と倍の距離がありますから輸送疲れがないか―ぐらいでした。
 ですが、今回もまったく問題なかった。いい状態でレースに臨めたのが最大の勝因だったと思います。
 オーバルスプリントの直前に脚をケガして絆カップまで時間がかかりましたが、久々のマイル、内に包まれても4着を確保。これなら交流へ遠征しても大丈夫だろうと笠松グランプリ挑戦を決めました。
 レース運びもスムーズでしたし、今回は最後で甘くなることもなかった。ラブバレットのたくましさ、成長力には本当に頭が下がる。
 次走予定は園田の兵庫ゴールドトロフィーを考えています。JRA相手になりますが、今回と同様に1400mがベストの条件。応援をよろしくお願いします」

◆11月29日(日)
▽東京芝1600m・500万下「ベゴニア賞」へサンエイゴールド(牡2歳 瀬戸幸一きゅう舎)が挑戦。12頭立て6着に健闘した。勝ち馬ニシノジャーニーから1秒8差だった。
 サンエイゴールドは父ステイゴールド、母ノーチェリンダ、母父バーカーヴィルの血統。デビュー2戦連続3着後、足踏みしたが、盛岡芝1600mに替わって反応が一変。2連勝を飾り、今回のベゴニア賞へ遠征した。

 瀬戸幸一調教師
「デビュー当初はスタートがもう一つでしたが、レースを使われながらすんなり出るようになった。今回は相手が一気に強化された上、高速決着の馬場を考えれば6着は健闘。再度挑戦を考えています。
 予定は1月下旬、中山芝1800m・500万下。騎乗依頼した松岡正海騎手が『1600mでは流れに乗れない。もっと長い方がいい』と言っていましたから、1800mを選びます。
 この後、どんなローテーションを組むかは馬と相談しながら。一応、こちらの競馬が終わったら早めに美浦へ入厩しようと思っています」

◆12月1日(火)
▽11月21日、東京芝2400m・南部特別(1000万下)へ挑戦したレジェンドロック(牡3歳 瀬戸幸一きゅう舎)。結果12着ながら逃げて0秒9差に善戦したが、次走予定が決まった。
 12月20日(日)、中京芝2200mで行われる「名古屋日刊スポーツ杯」(1000万下)。

地 方 競 馬
◆12月2日(水)
▽浦和競馬場で第36回浦和記念(JpnⅡ、ダ2000m)が行われ、2番人気ハッピースプリント(宮崎光行騎手、大井・森下淳平きゅう舎)が、6番人気サミットストーンを直線で交わし、2馬身差をつけ優勝。勝ち時計は2分5秒9(良)。

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2015年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年01月

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