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7月18日 第20回マーキュリーカップ報告

  今年のマーキュリーカップは難解を極めた。南関東勢が前年の覇者ユーロビートを筆頭に過去最強の布陣で臨み、北海道ナムラビクターは国際GⅠ・チャンピオンズカップ2着など実績断然。
  対するJRA勢は4年連続で登場し、13年の覇者ソリタリーキングは12月、名古屋グランプリ4着以来の実戦。マイネルバイカは川崎記念で4着確保したが、タイトルは白山大賞典のみ。
 ストロングサウザーは佐賀記念を優勝したが、ダイオライト記念6着。ユーロビート、クラージュドールに先着を許していた。
 またグランドシチーは高齢に加え、順調さを欠いていたし、マイネルバウンスは重賞で佐賀記念5着が最高。まさにどの馬にもチャンス十分の一戦になった。

 勝敗の分かれ目は高速決着とコース取り。そして前半スローに落ちたことだった。
 スタートからハロンラップをご覧ください。12秒5-11秒8-12秒4-13秒0-12秒8-12秒1-11秒8-11秒6-12秒0-12秒4。
 前半1000mを1分2秒5で通過し、後半1000mが59秒9。強力な逃げ馬が不在だったため流れが完全に落ち着いた。それでクラージュドール、ユーロビートが向正面から早めに動いたが、上がり3ハロン36秒0。差しタイプには苦しい上がり勝負に持ち込まれた。
 優勝したストロングサウザーの動きを何度もリプレイでチェックした。終始4番手外を追走していたが、直線入り口で先頭に立ったタイムズアローのさらに内を伸びて進出。これが最大勝因となった。
 どこで外からインに進路を選んだか。リプレイでは確認しづらかったが、ペースが上がった残り800mでマイネルバウンスが若干置かれたのを見て、瞬時に田辺裕信騎手=ストロングサウザーが内に潜り込んだ。さすが、と感服した。
 走破タイム2分2秒4は一昨年のナイスミーチュー2分1秒9、2012年のシビルウォー2分2秒1に次ぐマーキュリーC史上3番目の高速決着。これもストロングサウザーを後押しした。
  以上のことを頭に入れ、田辺騎手のコメントを読んでほしい。今年のマーキュリーCは田辺騎手の好判断が光る一戦となった。

勝利騎手コメント
田辺裕信騎手
「今日の馬場はコース取りが難しかったが、レースを見たり状態を聞いて臨みました。
 いつになくスタートを決めてくれましたし、スローの流れも良かった。直線は思い切って内を選んだが、もう一度ハミを取って伸びてくれた。
JBCクラシックをコパノリッキーで勝たせてもらったが、今回も結果を出せましたから盛岡は相性がいいんでしょうね。
表彰式でファンのみなさんからおめでとうと言われましたが、応援してくれて逆に感謝の気持ちで一杯です」

2着・タイムズアロー(真島大輔騎手)
「今日は内を回っても伸びそうだと思っていました。道中はマイネルバイカを壁にしてレースを進めることができたが、さらに内を突いて伸びた馬がいた。勝った相手が強かったというほかはないですね」

3着・マイネルバイカ(柴田大知騎手)
「ケイアイレオーネに早めに来られて厳しい競馬だったが、止まらないで頑張ってくれた。体重が大幅に減っていた(マイナス20キロ)のが気になったが、レースでは影響なかったようです」

4着・ユーロビート(吉原寛人騎手)
「後半で一気にペースが上がって去年みたいにはいかなかったが、3~4コーナーでしっかりハミを取って力は出し切ったと思います」
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| テシオ情報局 スペシャル | 16:15 | trackbacks:0 | TOP↑

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岩手競馬雑感7月16日~18日

 先週、メイセイオペラの死去が報じられたが、あまりの反響の大きさに驚いた。改めてメイセイオペラの偉大さを実感する次第。オーナーさんから形見分けでメイセイオペラのタテガミが寄贈された。感謝の念に堪えない。

  振り返ればメイセイオペラが初グレード制覇を果たしたのが第2回マーキュリーカップだった。当時、水沢2000mを舞台に実施され、その後、南部杯レコード優勝、フェブラリーステークス。そして帝王賞とGⅠ3勝する礎を築いた。
  第4回から舞台は盛岡に移ったが、メイセイオペラ以降はJRA勢の独壇場。しかし昨年、大井代表ユーロビートが制し、地方所属馬で2頭目の快挙を成し遂げた。
  1周目スタンド前では後方にいたユーロビートだったが、2コーナーでペースが落ち着くと一気にひとまくり。1番人気に支持され、逃げの手に出たメイショウコロンボの2番手につけて射程圏。4角で先頭に立ち、そのまま押し切って6馬身差。鞍上・吉原寛人騎手ともどもうれしい初グレードを手にした。
 ユーロビートの母系をさかのぼると8代母ビューチフルドリーマーにたどり着く。1908年、小岩井農場がイギリスから輸入した偉大なる基礎牝馬だった。
  昨年のマーキュリーカップ前日、管理する渡邉和男調教師は小岩井農場を訪れたという。これも何かの縁かもしれない。

 16日はそのビューチフルドリーマーを冠名とする「第42回ビューチフルドリーマーカップ」(今年は8月28日に実施)トライアル・フェアリーカップ。
 ヒロインを演じるのは岩手古馬最高峰のみちのく大賞典を逃げ切ったミラクルフラワー。
  44回の歴史を数える同レースで牝馬が優勝したのは史上初めてのことだった。
  ミラクルフラワーの4代母は元祖“華麗なる一族”イットー。
  新しい血がどんどん入ってくる中、日本伝統の血脈が活躍しているのはうれしい限りだ。

 17日は真夏のスプリント決戦「クラスターカップ」(8月16日)トライアル・岩鷲賞。予定どおりラブバレットが駒を進めてきた。
  前哨戦・栗駒賞を6馬身差で逃げ切り圧勝。ダートグレード競走で強豪相手に戦ってきた実績はダテではなかった。
 昨年、岩鷲賞は水沢1400mで行われ、ラブバレットはナムラタイタンの2着だった。しかし、クラスターカップで3着に健闘。岩手所属馬がダートグレードで馬券対象となったのは2007年、テンショウボス(同じクラスターC)以来、8年ぶりのこと。
 今年のダート短距離戦線はノボバカラを筆頭に新興勢力が台頭。ラブバレットの周囲網はより厳しさを増す一方だが、岩鷲賞を順当に勝ち上がり、本番に向かって好発進を決めてほしいと願わずにはいられない。

| テシオ情報局 スペシャル | 20:06 | trackbacks:0 | TOP↑

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追悼メイセイオペラ

メイセイオペラが7月1日、けい養先の韓国で亡くなった。1994年6月6日生まれ。22歳だった。

2000年、みちのく大賞典3連覇を達成後、脚部不安のために現役を引退。静内のレックススタッドで種牡馬生活に入ったが、2006年に韓国・済州島のプルン牧場へ移動。以下が韓国での種牡馬成績だった。

◎韓国での主な産駒
ソスルッテムン 2011年KRAカップ・マイル(韓国G2)
カムンデジャングン 2011年慶南道民日報杯

◎韓国での生産頭数
生産   前年 生産
年度   種付 頭数
2008  35  27
2009  15  14
2010  13  7
2011  14   11
2012  22   16
2013  11   5
2014  6    3
2015  2   2
2016  14   12

※需要を受けて2015年から内陸(キョンギ(京畿)道、ソンス牧場)に移動して種付け。今年も3頭に種付けをした。

 個人的な話だが、組合馬主でメイセイオペラ産駒ジュリアを所有。通算18勝して牝馬重賞ビューチフル・ドリーマーカップを優勝。繁殖入り後も2頭を生み、第1仔ステージアート(父ダンシングカラー)、第2仔キラパワー(父トーホウエンペラー)が今も現役で走っている。

偉大なるメイセイオペラの死去を心から追悼を申し上げます。オペラよ、ありがとう。お疲れさまでした。

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今週の取材メモ 山本聡哉騎手1000勝達成、期待馬サンエイダイヤ新馬戦に出走など

 6月26日(日)、第1RのC2戦で山本聡哉騎手がゼンノコンゴウで鮮やかな逃げ切りを決めて1着。この勝利で地方競馬通算1000勝を達成した。
  デビュー12年目の記録達成は村上昌幸元騎手(現調教師)に次ぐ史上2位タイ(菅原勲元騎手、村上忍騎手)の最速。
  山本聡哉騎手「1000勝に近づいてから勝ち星のペースが遅くなっていたので、ホッとしたのが一番です。SJT第2ステージの前に達成できたのもうれしいです。
 歴代2位の最速だそうですが、偉大な先輩たちと同じなのは今後の自信にもなります。
 これまで家族で一度も口取り写真を撮ったことがなかった。いっしょに口取り写真が夢でしたし、息子を馬に乗せて口取りができたので、なおさらうれしい。
  これからも地道にコツコツと競馬に取り組んでいきたいと思っています」

 6月29日、大井競馬場でダートグレード上半期を締め括る帝王賞が行われ、コパノリッキーが圧勝。ノンコノユメ以下の追撃を完封した。
 当日、パドックでコパノリッキーを追いかけていた。プラス15キロ。過去最高体重は昨年1月の東海ステークス1着、538キロ。印象では腹回りに余裕を感じたが、レースぶりを観ると関係なかったか。
  秋はブリーダーズカップ(今年はサンタアニタ競馬場)挑戦も構想に入っているという。その前に南部杯を使う予定もあるそうだが、熱烈歓迎。まずは歴戦の疲れをしっかりと取ってほしい。
  一方、マーキュリーカップ参戦予定のユーロビートは地方最先着5着。そうそうたる顔ぶれの中、この着順は価値が高い。連覇を期待する。
 ナムラビクターは7着に入った。北海道2戦はひと息だったが、本来の動きを取り戻しつつあるのだろう。こちらも収穫の多い一戦となった。

 7月2日(土)、第3Rの2歳新馬・ファーストステップ(水沢850m)へ瀬戸幸一きゅう舎期待のサンエイダイヤが出走する。
 父はゼンノロブロイ、母アナモリ(父トワイニング)は中央ダート1200m5勝でオープンに在籍した強豪。
  千葉サラブレッドセールで1296万円の価格で落札された。能力検査(水沢850m)で52秒4の好タイムで1着。サンエイダイヤのデビュー戦に注目してほしい。

  7月3日(日)、クラスターカップへの道「第28回栗駒賞」(M3)が水沢1400mを舞台に行われる。昨年この時期は岩鷲賞だったが、早池峰スーパースプリント新設によりレース体系が若干変わった。1着馬には2週間後の岩鷲賞への優先出走権が与えられる。
  主役はラブバレット。岩手で走るのは4月、赤松杯2着以来となった。
 菅原勲調教師「さきたま杯後は栗駒賞を予定していました。遠征の疲れも完全に取れていい仕上がりです。
 ダート短距離路線は新興勢力が台頭。勢力図も変わって苦戦続きでしたが、さきたま杯は勝負どころの伸びが悪くなかった。結果は7着でしたが、収穫ある一戦だったと思います。
 今回は地元同士ですからね。戦ってきた相手が違いますので期待を持って臨みます」

| テシオ情報局 スペシャル | 20:29 | trackbacks:0 | TOP↑

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