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第21回クラスターカップ報告

  今年のクラスターカップはすばらしい一戦だった。iちゃんねる番組内で思わず「過去最高のクラスターカップでした」と断言してしまった。それほど熱くさせてくれた。

  戦前から頭を悩ませたのはダノンレジェンドの負担重量60キロだった。GⅠ制覇こそなかったが、ダートグレード7勝によって規定最高を背負わなければならなくなった。

 仮に58キロなら迷うことなく◎だった。実際、黒船賞、かきつばた記念で58キロで勝っている。おそらく59キロでも本命にしたかもしれないが、ほかの出走馬は54キロ以下。今考えても微妙だった。それが60キロでは、さすがに本命にできなかった。6キロ差はあまりにも大きすぎた。

  最終決断は◎ブルドッグボス〇ダノンレジェンド。ブルドッグボスは秋のグレード戦線に乗るためには、クラスターカップを絶対勝ちたかったはず。ホッコータルマエの西浦陣営は必勝態勢で臨んだ。

 ハナを主張したのは昨年同様、ダノンレジェンド。陣営はブルドッグボスの逃げも想定していたそうだが、控えたので無理せず先手を取ることができた。

  抜群のスタートを切ったのはラブバレットだった。1ハロン前まで若干リードしていたが、枠差もあってダノンレジェンドの外をピッタリ追走した。

  レースラップをご覧になってほしい。スタートから12秒5-11秒0-11秒5-11秒4-11秒1-11秒6。きれいに11秒台前半を刻んでいたが、ラブバレットの手応えは抜群。3~4コーナーではクビほどリードした。

 山本聡哉騎手「今季一番の状態で臨めたので、いいレースを見せたいと思っていました。道中は相手に楽をさせないようプレッシャーをかけました」

  これが今年のクラスターカップの最大見どころだった。ダノンレジェンドを楽には勝たせないぞ、の気概がヒシヒシと伝わってきた。一瞬、勝つかと夢を見させてくれた。

  しかし、残り200m手前でダノンレジェンドがゴーサインを出すと一気にラブバレットを突き放し、外に進路を取ったブルドッグボスの追撃も2馬身差で完封。あまりの強さにしびれてしまった。

  「トップハンデは強さの証」と言われるが、まさに今回のダノンレジェンドがそうだった。馬体重が男馬で450キロぐらい。ダート馬は大型が多い中、小柄なタイプながらエンジンが違いマザマザ。

 昨年、ダノンレジェンドはJBCスプリント・大井でコーリンベリーの逃げ切りを許したが、今年の舞台は川崎。村山明調教師「アメリカのトレーニングセールで購入した馬ですから、左回りが合う。今になって去年2着の悔しさが込み上げてきたので、今年こそ雪辱を果たしたい」。今度こそGⅠ制覇を!

 2着はブルドッグボスだった。ルメール騎手「勝ち馬のうしろにつけて直線でも反応が良かったが、相手が強すぎた。馬がワンランク上」

 3着ラブバレットの山本聡哉騎手「一旦抜けた場面もあったが、エンジンの差がありました。内容も含めて3着は健闘したと思う反面、もう少し食らいつきたかった」

  ラブバレットは敗戦を糧に、たくましく成長し続けている。この悔しさを胸に次走こそ勝利をモノにしてほしい。

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| テシオ情報局 スペシャル | 17:53 | trackbacks:0 | TOP↑

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14日、桂樹杯。15日、若鮎賞。16日、クラスターカップの見どころ

 今週はお盆に合わせた14日(日)~16日(火)の変則開催。3日連続で重賞が組まれ、いずれも楽しみなレースばかり。お世辞抜きにワクワクしている。

  14日、OROカップ・トライアル「桂樹杯」ダイワマッジョーレブレイズアトレイルが出走。ついに岩手での初対決の日を迎える。

  ダイワマッジョーレ、ブレイズアトレイルともネットオークションで落札。特にダイワマッジョーレは1700万円の高額で落札され、各方面で話題を集めた。

 当初、あすなろ賞(ダート1800m)から使う予定だったが、態勢が整わず自重。芝・かきつばた賞で始動予定だったが、挫石のために出走取消。

 適鞍がなかなか見つからなかったが、8月1日の盛岡ダート1600m戦が岩手デビュー戦となった。

 しかし生涯初めてのダート戦に手こずって5着。改めて芝とダートは別物を実感したが、あくまでも試走。陣営も敗戦は折り込み済みだった。今度はベストの芝1600m・桂樹杯。ここで大物ぶりを発揮するか興味深い。

 対するブレイズアトレイルはせきれい賞を控え、同じく挫石のため前日に出走取消。構想どおりに事が運ばないと思ったが、幸い大事に至らず、すぐに調教を再開した。

 こちらも芝1600mは望むところ。重賞勝ちがなく実績はダイワマッジョーレには劣るが、マイル適性なら引けを取らない。盛岡芝を舞台に雌雄を決する。

  15日は今季第一弾の2歳重賞「若鮎賞」(盛岡芝1600m)。北海道2勝馬ニードアフレンドが名乗りを上げた。

  ニードアフレンドはデビュー3戦目から2連勝を飾り、1700m戦も勝っているのが強み。芝はもちろん未経験だが、適性をにらんでの移籍。

  激戦区・北海道で2勝した馬が若鮎賞へ出走するのは初のケース。仮に若鮎賞も制し、優先出走権を獲得した全国交流・ジュニアグランプリも優勝すればJRAへの道も大きく開ける。

 このトレードは今後の岩手競馬があるべき姿になるかもしれないと確信している。なにせ地方競馬で芝があるのは盛岡競馬場だけ。この環境を活用しない手はないと前々から思っていた。結果は当然のこと、今後の動向にも注目したい。

 16日は真夏のスプリント決戦「クラスターカップ」。昨年はダノンレジェンドが6馬身差で逃げ切って圧勝。前後して7つのグレードレースを手にしている。

 そのため規定最大の負担重量60キロを背負うことになったが、あえて参戦を決めた陣営に敬意を払いたい。

 最大目標はJBCスプリント制覇。昨年は惜しくも2着に敗れたが、今年こその期待がかかる。クラスターカップは60キロでも通過点として適鞍と踏んだに違いない。村山明調教師はコパノリッキーでJBCクラシック・盛岡で優勝し、ダノンレジェンドでもコースを熟知している。再会が楽しみだ。

 一方、岩手期待のラブバレットは栗駒賞、岩鷲賞と圧倒的な強さで連勝。岩鷲賞では盛岡ダート1200m1分10秒0の好タイムをマークした。

  昨年、ダノンレジェンドの優勝時計は1分11秒1。コースレコードは2010年、第15回のサマーウインド1分8秒9。馬場差があるので単純な比較はできないが、ラブバレットが上位争いに参加できる可能性はある。

 しかし菅原勲調教師は冷静だ。「昨年に比べてダート短距離界は層がずいぶん厚くなった。ノボバカラ、ブルドッグボスが1、2着したかきつばた記念でちょっとかなわないかなと。でもラブバレットは全国の強豪に揉まれて確実に力をつけている。地の利を生かして、何とか頑張ってほしい」。健闘を祈らずにはいられない。

| テシオ情報局 スペシャル | 19:32 | trackbacks:0 | TOP↑

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せきれい賞回顧&ダイワマッジョーレ報告

 芝2400m交流・せきれい賞は浦和代表パーティメーカーが優勝した。2歳時に北海道代表でテシオ杯ジュニアグランプリを優勝。
 その後、一度JRA挑戦して南関東・浦和に移籍。初戦を快勝し、全日本2歳優駿(JpnⅠ)5着。
 3歳時には東京ダービーでも2着健闘したが、以降は黒潮盃3着が最高。特に近走は不振が目立っていた。
  しかし芝・せきれい賞を舞台に復活。実に1年8ヵ月ぶりに美酒を味わった。好走要因は言うまでもなく盛岡芝。2400mの距離も味方した。
  初コンビを組んだ山本政聡騎手の好騎乗も光った。
「指示どおり前目の競馬を心がけました。かきつばた賞と同じくブレークビーツが逃げると思ったら違う展開になっていた。
  先行グループが入れ替わりが激しかったのも勝因だったと思います。前の動きを見ながら自分の競馬に徹しました。
 仕掛けるタイミングが難しかったが、行くときには行くしかないと覚悟を決めた。ビームライフルも早めに動いたが、最後まで交わされないで頑張ってくれた。
 今回が初めての騎乗でしたが、折り合いがついて追ってからも反応も良くて非常に乗りやすい馬だと思いました」
  この結果を受けて次の目標はOROカップ。南関東で一度使って臨みたいと小久保智調教師。9月25日の再会を楽しみにしたい。

 ブレイズアトレイルは前日、挫石のために出走取消。かきつばた賞で折り合いを欠いた課題をどう克服するか興味深かっただけに、残念な限り。幸い大事には至らず8月14日、桂樹杯に登録。そこでうっ憤を晴らしてほしい。

 翌日8月1日。ダイワマッジョーレがついに始動。盛岡ダート1600mが岩手初戦となった。これが生涯初めてのダート戦。誰もが適性を不安視したが、あえて◎を付した。
  メンバーも手頃だったし、岩手競馬の芝は走られる期間が限られているので、いずれ試してみなければならなかった条件。期待を込めて見守った。
 道中は先団4頭を見ながら砂をかぶらないようにレースを進め、中団外目を追走。菅原辰徳騎手もうまく乗ったと思うが、3コーナーで早くも手が動いて反応がひと息。直線でももたついて5着。
 ひとまず電光掲示板は確保したが、ダートと芝はまったく別物を改めて実感した。
  しかし桂樹杯→OROカップが転入当初からのターゲット。今回が叩き台と考えれば収穫は間違いなくあったはず。それぞれ盛岡芝1600m、1700mが舞台だが、1周1400mの小回り盛岡なら守備範囲だろう。
 そう。予定では桂樹杯がダイワマッジョーレ、ブレイズアトレイルの岩手初対決となる公算大。8月16日にはJpnⅢ・クラスターカップが行われ、間をはさんで15日には今シーズン第一弾の2歳重賞・若鮎賞もある。
 8月14日~16日は岩手競馬のゴールデンウィークになること必至だ。

| テシオ情報局 スペシャル | 20:58 | trackbacks:0 | TOP↑

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