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ダービーグランプリ回顧。ラブバレット、笠松グランプリ2連覇達成!

 先週20日、3歳世代最後の交流「第29回ダービーグランプリ」は例年にも増して水沢競馬場は熱く盛り上がった。
  3年の休止から復活して今年で7回目。かく言う自分もワクワクして発走時刻を待っていたが、パドックでライターの石田敏徳さんと会った。
  2014年のJRA馬事文化賞を『黄金の旅路 人智を超えた馬・ステイゴールドの物語』で受賞した方だ。
「今年は何かがありそうな予感がしたので来ました。ダービーグランプリを生で観戦するのはミスタールドルフ以来です」
 渡辺壮騎手とのコンビで優勝したのは1993年だから23年前のこと。ミスタールドルフは帝王シンボリルドルフの初年度産駒でトウカイテイオーと同期。
 ミスタールドルフは1993年11月21日、1頭だけ別次元の競馬をした。3コーナー手前まで後方にいたが、大外を回ってひとまくり。あまりの強さに周囲はあ然としたものだった。
 今年のダービーグランプリに創設から成長期に入った時を思い起こしたのは自分だけではなかったはず。
  勝ち馬がレースグレードをあげ、レースが勝ち馬の価値をあげた時代。それとオーバーラップした。
 沖縄からもわざわざライターの富井さんも来てくださった。想いはそれぞれ違うだろうが、何かがありそうな予感はみんなに共通していた。
 そのような中、優勝したのはカネヒキリ産駒トロヴァオだった。
 カネヒキリは2005年、GⅠ格付けだったダービーグランプリを優勝。史上初めて父仔制覇の快挙を果たした。
 今年5月、カネヒキリは種付け中の事故で亡くなった。
 不治の病・屈腱炎から2年9ヵ月もの長期休養から復活。ジャパンカップ・ダート、東京大賞典、川崎記念とGⅠ3連勝を決め、多くのファンの感動を呼んだ。
 たまたまだったが、ジャパンカップ・ダートを生で観ることができた。あの時、阪神競馬場で行われ、同日にワールドスーパージョッキーも開催。
 菅原勲元騎手が地方代表で参戦し、その取材に行ったときにカネヒキリ奇跡の復活劇に立ち会うことができた。
  それゆえ思い入れは相当強かっただけに、死亡の報に落胆した。
 今回、トロヴァオの優勝は父への弔いだと勝手に解釈している。父のためにもさらに飛躍することを願ってやまない。
  2着は地元エンパイアペガサスが確保した。トロヴァオから6馬身離されたとは言え、価値ある2着。
 これまで同世代の地元同士の戦いしか経験なく、いきなり全国区。期待を抱きながらも苦戦は免れないだろうなと思っていただけに喜びもひとしおだった。
 村上忍騎手「初めての経験でも頑張ってくれた。流れはそれほど速くなくてイメージとは違って上がり勝負に持ち込まれたが、それで2着は価値がある。馬場を考えると内に入れたかったが、このような競馬ができたのも収穫です」
 残念ながら岩手三冠達成。そして9連勝はならなかったが、誰もが賞賛する2着。仮に桐花賞へ出走すれば、ファンから熱い視線を集めるのは確実。エンパイアペガサスの激走にも感動した。

 24日、ラブバレットが1000万レース「第12回笠松グランプリ」に出走。1番人気は北海道オヤコダカに譲ったが、鮮やかな逃げ切りを決めてくれた。しかも従来の笠松1400mレコードを更新したのだから感服した。
 昨年の年度代表馬はナムラタイタンが選ばれたが、今回の優勝でラブバレットが最有力候補となった。2年連続制覇、お見事でした。
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南部駒賞回顧。ダービーグランプリへの期待

 まずは先週の「第44回南部駒賞」の振り返りから。最終的に1番人気に支持されたベンテンコゾウが逃げ切った。
  2着ヘイジュードに6馬身差。2コーナー過ぎからスカイロックゲートが徹底マークに出てプレッシャーをかけられたが、それをはねのけて圧勝した。
 走破タイム1分39秒8は水沢1600mで行われた南部駒賞ではロックハンドスターと並び、史上最速タイ。
 単純に比較はできないが、一昨年ロールボヌールは1分40秒6。もちろん馬場状態などが違うので時計だけで判断するのは危険だが、少なくとも2歳の南部駒賞で1分40秒を切ったのは2頭のみ。それだけでもレースレベルは推して知るべしだろう。

 今回、ベンテンコゾウには大きな課題があった。前走・若駒賞で出遅れこそなかったが、ゲート内で暴れてもぐる寸前までいった。
 菅原勲調教師が強気になれなかったのがゲートが不安だったからだ。
  サラブレッドは基本的に閉所恐怖症。ゲートを怖がったのかと聞いたら「いや違う。いきなりテンションが上がってしまう」のだそうだ。
 それゆえ万全を期してパドックでも2人引きだった。できるだけ平静を保つことに専念した。
 村上忍騎手も同様に語った。「若駒賞のとき、ゲート内で暴れた影響で2着に敗れましたから、今回は細心の注意を払ってハナにこだわりました」
  抜群のスタートを切ったベンテンコゾウは自分の競馬に持ち込んで初重賞を手に入れた。デビュー2戦のスケールから若駒賞も順当に制するかと思ったが、競馬は何があるか本当に分からない。
  元々ゲートが不安だったが、3戦目・若駒賞で現実のものとなった。しかし、陣営は軌道修正に全力投球。その結果、南部駒賞で本来の実力を発揮した。
 村上忍騎手「2コーナー過ぎからスカイロックゲートに突かれてペースが速くなりましたが、少しぐらい速くてもリズムを重視。しのげる手応えもありましたから、このまま行こうと。
 1600mも2度目で期待以上の走りをしてくれたので、これからやれる感触をつかみました。
 今後の予定は分かりませんが、控えても競馬ができますから、どこまで強くなるか楽しみです」

  菅原勲調教師も「改めて強い馬だと思いました。馬場が軽かったにせよタイムも速かった。納得のいく内容でした。
  今日は南部駒賞でどんなレースができるかに集中したので、今後についてはじっくり状態を見ながら考えたいと思っています」

  選択肢はいろいろあるだろうが、じっくり馬と相談して決めてほしい。
 余談だが、父はサウスヴィグラス、母はスタートウショウ、祖母は牝馬ながら朝日チャレンジカップなど重賞5勝、通算9勝をマークしたヌエボトウショウ。
 ベンテンコゾウの動向を見守ってほしい。

 20日は復活して7年目を迎えた「第29回ダービーグランプリ」。昨年も東京ダービー馬ラッキープリンス、羽田盃馬ストゥディウム、快速オウマタイム、北海道タイムビヨンドなど豪華なメンバーだったが、今年も強豪が顔をそろえた。
  各馬の紹介は他へ譲ることにして地元の大将格エンパイアペガサスがどこまで通用するのかも興味深い。
  父はアメリカへ買い戻されたエンパイアメーカー。大型馬で仕上がりもスローだったため、デビューが2歳10月。2戦2着に終わったが、3戦目から快進撃。
 現在まで8連勝を飾り、重賞も5連勝中。結果的に夏の休養もプラスに働き、さらにパワーアップは明らか。
 まだ地元3歳同士の戦いしか経験がなく、いきなり全国区が相手では苦戦も止む無し。
 それでもエンパイアペガサスは毎回、次に期待を抱かせるパフォーマンスを見せてきた。果たしてダービーグランプリをどんなレースで挑むのか。暖かい目で見守りたい。

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絆カップ、レディスヴィクトリーラウンド振り返り。南部駒賞展望

 まずは先週の振り返りから。11月6日、今シーズン盛岡のフィナーレ重賞「第6回絆カップ」へナムラタイタンが出6ヵ月ぶりに走した。
 装鞍所から動きを細部まで見た。馬体重を前走・シアンモア記念からプラス1キロで仕上げたのはさすがだ。ただ元々、サウスヴィグラス産駒の大型馬は緩い傾向だが、それでも体に余裕があった。
  レースはナムラタイタンが主導権を握った。前半3ハロン37秒2に対し、上がり3ハロン36秒4。オープン重賞ではスロー。
 ナムラタイタンがマイペースの逃げに持ち込んだが、ナリタポセイドンが残り800mから徐々に進出。あとは射程圏内に入れ、ゴール前できっちり捕えた。着差はハナだったが、ナリタポセイドンの先着は見た目でも明らか。
 ナリタポセイドンに騎乗した山本政聡騎手「スタートした瞬間、前に殺到したので控えて外に出せました。あとはペースが落ち着いていたので、少しづつ進出してナムラタイタンを射程圏に入れました。
  後ろからのタイプですから残り800mまで(馬に)我慢してもらって、スパートをかけたら反応がすばらしかった。
 今回は上がり勝負で勝ったのだから、価値があると思います。追い込み馬に不利の展開をはねのけたんですからね。
 今日はいつでも動けるポジションが取れたのが最大の勝因。本質的には距離は長い方がいいと思います」
  ナリタポセイドンはこれで転入2連勝。今回は1600m対応が不安だったが、流れも後押しして快勝。
 次の目標は水沢2500m・北上川大賞典。過去、中央ダート3勝は左回り。長い距離は大歓迎だろうが、小回り水沢をどうこなすかだが、絆カップのレースぶりから杞憂に終わりそうだ。
 一方、2着に敗れたナムラタイタンだが、驚異の粘りに改めて底力を実感した。この一戦を叩かれて良化は確実。
最大目標は桐花賞2連覇。おそらく手抜かり内陣営のこと。万全の態勢で臨むに違いない。

 前後して6日、10R・スプリント特別(盛岡ダート1200m)へダイワマッジョーレが出走。エーシンシャラクが5馬身差で圧勝したが、ダイワマッジョーレが2着を確保した。
 これが転入後、待望の初連対。芝では4着最高だったが、この日の末脚はなかなか。冬の水沢は融雪剤がまかれ、芝馬が活躍するケースが多々。今後のダイワマッジョーレに注目してほしい。

 7日は「レディスヴィクトリーラウンド」盛岡ラウンド。第1戦は上位4着まで男性騎手が独占したが、2戦目は木乃前葵騎手が1着、2着が鈴木麻優騎手
  コスモタウルス=鈴木麻優騎手が単勝1・6倍の圧倒的1番人気に支持され、カタオモイを退けて誰もが勝利を疑わなかったが、内をすくったプレミアムフレンチ=木乃前葵騎手が快勝した。
  当日の馬場は内が深く、外で決着するレースの連続。鈴木麻優騎手「外は意識していましたが、内から交わされるとは思わなかった。まさかという気持ちです」
 内の砂が深かったにもかかわらず、迷わずコース選択をした木乃前葵騎手の好プレーを称賛したい。「内が深いのは分かっていましたが、馬の行きたい気持ちを優先させたら2戦目を勝つことができました」。さすが重賞3勝騎手だ。

  今週から水沢競馬場が戦いの舞台。コース替わり、馬場状態、先行有利か差し有利か。今の時点では分からないが、乾くと時計がかかる馬場になりそうだ。まずは第1Rから傾向をしっかり把握してほしい。
  注目レースは13日(日)、2歳伝統の重賞「第44回南部駒賞」(M1 水沢1600m)。今年は北海道から4頭が参戦する。
 前哨戦の知床賞は北海道ダンストンレガーメに軍配が上がった。ゴール前でメモリーダンスをハナ差で差し切って快勝。この例を引き出すまでもなく、北海道勢は強力。
 一方、岩手勢はビギナーズカップ、若駒賞と重賞2連勝中サンエイリシャール、同2着ベンテンコゾウ、知床賞2着メモリーダンスらが迎え撃つ。
 現在、岩手が3連覇中だが、果たして今年の優勝馬は北海道か、岩手か。

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絆カップにナムラタイタンが出走

 2011年、震災の年に創設された「絆カップ」。早いもので今年6回目を数える。南部杯が東京競馬場で実施した10月10日、岩手では絆カップを実施。東京競馬場ターフビジョンでも放映され、声を張り上げて応援した。

 今年は11月6日(日)、M2格付けで盛岡ダート1600mを舞台に行われるが、帝王ナムラタイタンがついに戦列復帰する。

 5月8日、シアンモア記念以来、半年ぶり。まるで坂口裕一騎手の復帰に合わせたかのようだ。元々、テッポーを問題にしないタイプだし、万全を期して出走させるのが村上昌幸きゅう舎。手抜かりはない。

 それでも不安が残るのは事実。当日の馬体重、仕上がりをチェックしてほしい。あとは覇気のなさそうにパドックを周回するのがいつものナムラタイタン。仮に入れ込んでいたら割引き。昨年の南部杯13着はそれも凡走した要因だった。

 個人的な意見だが、おそらくデビュー前に蹄骨を骨折していなければGⅠを取れた器だと思っている。それだけ絶対能力が違う。岩手でも数々の挑戦を退けてきた。

 最も強いと思ったのはラブバレットを子ども扱いにした昨年の岩鷲賞。完膚なまでに叩きのめし、改めて強さに感服した。

 5日(土)メインは「スプリント特別」(盛岡ダート1200m)。転入後、未勝利のダノンレジェンドがエントリーしてきた。目指したOROカップは6着に終わり、ハーベストカップ、OROターフスプリントも4着止まり。

  しかし、ここにきて体の張りが戻ってきたのは確実。さすがに強い印は打てず、△止まりだが、ダート1200mでどんなレースをするか。熱い視線で見守りたい。

 7日(月)は「レディスヴィクトリーラウンド盛岡」。第一戦(第10R)は盛岡ダート1400m、第二戦(第11R)はダート1600mが舞台。出場騎手は女性騎手5名、岩手の若手5名の計10名。

 噂が出てから実現までの早さに正直驚いているが、このフットワークの軽さはもろ手をあげて歓迎したい。今年、宮下瞳騎手が現役復帰。話題も豊富だ。地元・鈴木麻優騎手が先輩女子相手にどんなレースで挑むのか楽しみ。

 盛岡がシリーズ第一弾。鈴木麻優騎手は何かを持っている。あとは結果を出すのみ。期待している。

| テシオ情報局 スペシャル | 20:45 | trackbacks:0 | TOP↑

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