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14日、桂樹杯。15日、若鮎賞。16日、クラスターカップの見どころ

 今週はお盆に合わせた14日(日)~16日(火)の変則開催。3日連続で重賞が組まれ、いずれも楽しみなレースばかり。お世辞抜きにワクワクしている。

  14日、OROカップ・トライアル「桂樹杯」ダイワマッジョーレブレイズアトレイルが出走。ついに岩手での初対決の日を迎える。

  ダイワマッジョーレ、ブレイズアトレイルともネットオークションで落札。特にダイワマッジョーレは1700万円の高額で落札され、各方面で話題を集めた。

 当初、あすなろ賞(ダート1800m)から使う予定だったが、態勢が整わず自重。芝・かきつばた賞で始動予定だったが、挫石のために出走取消。

 適鞍がなかなか見つからなかったが、8月1日の盛岡ダート1600m戦が岩手デビュー戦となった。

 しかし生涯初めてのダート戦に手こずって5着。改めて芝とダートは別物を実感したが、あくまでも試走。陣営も敗戦は折り込み済みだった。今度はベストの芝1600m・桂樹杯。ここで大物ぶりを発揮するか興味深い。

 対するブレイズアトレイルはせきれい賞を控え、同じく挫石のため前日に出走取消。構想どおりに事が運ばないと思ったが、幸い大事に至らず、すぐに調教を再開した。

 こちらも芝1600mは望むところ。重賞勝ちがなく実績はダイワマッジョーレには劣るが、マイル適性なら引けを取らない。盛岡芝を舞台に雌雄を決する。

  15日は今季第一弾の2歳重賞「若鮎賞」(盛岡芝1600m)。北海道2勝馬ニードアフレンドが名乗りを上げた。

  ニードアフレンドはデビュー3戦目から2連勝を飾り、1700m戦も勝っているのが強み。芝はもちろん未経験だが、適性をにらんでの移籍。

  激戦区・北海道で2勝した馬が若鮎賞へ出走するのは初のケース。仮に若鮎賞も制し、優先出走権を獲得した全国交流・ジュニアグランプリも優勝すればJRAへの道も大きく開ける。

 このトレードは今後の岩手競馬があるべき姿になるかもしれないと確信している。なにせ地方競馬で芝があるのは盛岡競馬場だけ。この環境を活用しない手はないと前々から思っていた。結果は当然のこと、今後の動向にも注目したい。

 16日は真夏のスプリント決戦「クラスターカップ」。昨年はダノンレジェンドが6馬身差で逃げ切って圧勝。前後して7つのグレードレースを手にしている。

 そのため規定最大の負担重量60キロを背負うことになったが、あえて参戦を決めた陣営に敬意を払いたい。

 最大目標はJBCスプリント制覇。昨年は惜しくも2着に敗れたが、今年こその期待がかかる。クラスターカップは60キロでも通過点として適鞍と踏んだに違いない。村山明調教師はコパノリッキーでJBCクラシック・盛岡で優勝し、ダノンレジェンドでもコースを熟知している。再会が楽しみだ。

 一方、岩手期待のラブバレットは栗駒賞、岩鷲賞と圧倒的な強さで連勝。岩鷲賞では盛岡ダート1200m1分10秒0の好タイムをマークした。

  昨年、ダノンレジェンドの優勝時計は1分11秒1。コースレコードは2010年、第15回のサマーウインド1分8秒9。馬場差があるので単純な比較はできないが、ラブバレットが上位争いに参加できる可能性はある。

 しかし菅原勲調教師は冷静だ。「昨年に比べてダート短距離界は層がずいぶん厚くなった。ノボバカラ、ブルドッグボスが1、2着したかきつばた記念でちょっとかなわないかなと。でもラブバレットは全国の強豪に揉まれて確実に力をつけている。地の利を生かして、何とか頑張ってほしい」。健闘を祈らずにはいられない。

| テシオ情報局 スペシャル | 19:32 | trackbacks:0 | TOP↑

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